トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「イトトンボの羽化」

2015-06-23 | 小父のお隣さん
 水見回りで度々水辺を移動していると我が脳細胞にも情報蓄積が行われる。その一方で認知症の発現物質の蓄積も行われているはずなのだが、それは知らなくても良い事だ。
 雨後の曇りの朝は羽化が遅くなりやすいし、イトトンボに限って言えば羽化する好みの植物があるみたいだ。正確な名前は知らないけれど水田雑草の「キシュウスズメノヒエ」と思われる細い茎に多くの孵化痕跡が残っている。体のサイズに合わせたのか、一番危険な羽化の時間を似たような植物でカモフラージュする防衛本能なのだかは知る由もないけれど、見事に集中するのは偶然ではないだろう。

掘り出して御免!

2015-06-23 | 小人閑居して憮然
 近くに樹木がある場所を掘り返していると、時折はやってしまう「セミの幼虫」掘り出しだが、今回は予期せぬ意外な場所だった。それは昔棚田で現在はビオトープの堤形成のため土を掘っていた場所である。樹木や植物の根は進入していたから樹液を吸うには困らない環境かもしれないけれど意外だった事は間違いない。
 今回、それも2匹で1匹はまだ若くて今まで見たことのない形態の幼虫だ。当然、何齢かは不明だけれど茶色の個体は今季羽化する個体だろうと思ってみた。
   若く見える        十分成熟

雨季に入る前に

2015-06-23 | 水辺環境の保全
 そろそろ梅雨も本番となりそうで各地のゲリラ豪雨を聞くと気が急いてくる。越境作業をしている隣地のビオトープで分水池の完成を急いだ。ところがである肝心の制水板が収まらない。埋め込み部が長すぎて入らないのだ。放流路へのオーバーフローは出来ていたから、急遽丸太二本を立てその間隙で制水させておく事にした。雨さえ降らなければ明日にでも制水板と差し替えできるが、明日朝まで降雨の予報だから思わぬ雨量で造成中のビオトープの堤やその下棚の棚田に被害を出したくはない。
 今まで1㎡大の落ち込みプールが三坪ほどの池に生まれ変わった。満足感は十分だけれど身体はくたくたである。
  池部掘削前     制水板以外はおおむね完成した