

普段はなかなかお目にかかれないヤブヤンマ。小生と出没時間と好みの場所が違い過ぎるからでもある。ヤブヤンマ御用達の池で産卵しているという情報をS先生から得て帰宅前に立ち寄ってみた。飛翔している姿もなく「居ない」と通り過ぎようとしたら水面上に現れた。どうも産卵していたようで立ち去る気配もない。
そこで小生も動かず待ちの一手で見ていたら産卵を開始した。ケータイのアップでは小さく注意を払って接近撮影したのだがシャープな映像は一枚もなかった。デジカメは朝、自宅の池に来たオオカワトンボを撮ろうと電源を入れた途端にフリーズしてしまい玄関に置きっぱなし…。そろそろ自前のデジカメを購入せねば悔いの残る写真ばかりになってしまいそう・・・。
ところでヤブヤンマの産卵場所だが、水辺よりいつも離れた場所で産卵する。孵化したヤゴは1mmにも満たないサイズと思うけれど、ずいぶん長い距離を冒険する事になる。今回、水際より50㎝はあったから、体長の500倍の距離のジャングルを走破するのか。驚嘆に値する。