トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ヒオドシチョウ撮った

2015-06-07 | 感じるままの回り道
 拠点の木陰で昼飯を食べていた時の事。何を血迷ったか蝶が道具小屋に入ったではないか。我が鑑識眼でも「ヒオドシチョウ」である事くらいは推測できた。静かに小屋の入り口まで行き所在を確認する。天井の高枝切りの柄に止まり翅を開閉させていた。
 ケータイは胸にあるし、ソーと板戸を閉じてカメラを向けた。野外よりも落ち着いていて逃げようともしない。絶好の撮影チャンスで入念に姿勢を固めピントを合わせて「撮った!」のだったが…。
 翅を閉じている時間が長く開くのは一瞬なので、いきおいピントは閉じている時に合って広げた時にシャッターを切った。ところがである。何枚撮っても「閉じた姿」しか映っていない。ケータイのカメラはピントが合った時の絵を保持していてシャッターを切った時のタイミングでは無い事は薄々感じていたのだが今回は露骨に表れた。
 しょうがないから翅を開いた時に半押ししピント合わせをしたのだがこれがまた難題で、締め切った道具小屋は暑くなってくるし、苦しい撮影でようやく1枚出来た。ヒオドシチョウのカットではこれが最上級だ。このヒオドシチョウ、どういう理由で小屋に入ったのか神ならぬ身では知る由もない。
  このカットばっかり       ようやくの一枚

幼木の刈り出し

2015-06-07 | 今日は真面目に
 下草刈りを必要とする範囲を巡回してきた。刈り払いの必要なところばかりだが水辺の補修で手が回らず林床の刈り払いを済ませ、今日は幼木の刈り出しである。草地誘導範囲は歩くのも嫌になる程草丈がある。その中のネザサや竹のひこばえは背丈に迫ってきた。現在草地の部分も苗木が入手できれば植栽する場所なので草はともかく竹笹類は刈り払いを続けていないと厄介だ。
 必要個所は全面刈り払いたいが、とりあえず幼木の周りだけ刈り払っておく。梅雨に入る前に池を一つ造成したいので本格的刈り払いは後回し。

ヨツボシケシキスイ

2015-06-07 | 小父のお隣さん
 とにもかくにも初めて見た昆虫だ。クワガタの仲間だとばかり思っていたら見当違いだった。同じ場所にいた体長はほぼ同じ15mmほどの甲虫、これはクワガタの仲間だろうと思っているけれど、とにかく小型でコクワガタのメスより小さいように思える。
 駐車場の一角にある柳の幹で腐食した樹皮の下にいたのだが普段はこんなところに関心は無い。たまたま散策に来ていたH氏がカミキリムシの出た穴に気が付き幹に近づいた結果なのだ。さてさて、我らを含め周辺の里山保全グループメンバーはどこも「ヨレヨレ元気衰」になって後継者が育たない。
  ヨユボシケシキスイお初        極小クワガタ