トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のとんぼ「カワトンボ初見」

2019-04-14 | 小父のお隣さん
 13日、S先生たちはカワトンボとダビドサナエを確認している。小生もとばかり珪藻を渓流から掻きとるついでにトンボウオッチングに出かけた。川筋に出て直ぐに一匹が飛んできた。キラキラと輝く翅と頼りない飛び方なので今朝の羽化体と分かる。
 たまたまタンポポに降りてくれたから説明しなくても季節は分かりやすい。さて種類の事だがやっぱり迷ってしまった。体長は70mm程度、翅は赤褐色なのだが付け根まで色がある。ミヤマカワトンボかと思いつつアサヒナカワトンボは「もう少し小さいし付け根は透明だったか・・・」と自信が持てない。それでも今季初見で初撮影だ。

 ダビドサナエは見当たらず、支流の水源地まで川原を遡上しながら探してみた。やはり発見できず、カワトンボの個体がチョコチョコと飛び立っていく。「へーっ、こんなに出ていたのか!」と今更ながら感心した。
 帰路、オオルリのさえずりを聞く。既に飛来している事は聞いていたけれど鳴き声は初である。そういえばつい数日前まで姿があったジョウビタキは一匹も見えなくなった。なつっこい小鳥とはまた逢う日までで桜吹雪に見送られたのだろう。

食草園の手入れ

2019-04-14 | 蝶の食草園
 食草園のカラタネオガタマとアワブキの姿勢を立て直し支柱を添えた。地盤が浅く根張りの弱い樹木はどうしても成長に従い倒れ気味だ。アワブキなどは根上がりを起こし始めている。
 杭を両脇に打ち込み竹の横棒を取り付けそれに幹をくくりつけた。作業としてはどうてことのない内容なのであるものの、それだからこそ手出しは後回しになってきた。アワブキなどにこれから葉が茂れば葉の重さで更に傾くだろうし風にも弱くなる。とりあえずの算段はしたもののくくりつけた幹の部分の傷みが気になるが倒れるよりなんぼかましであろう。

           アワブキへの支柱       カラタネオガタマへの支柱