トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

出来るかなマリオネット「リトルミイ」4 (胴体と手足の成形)

2019-04-17 | 何よりの楽しみ
 原寸大に拡大したイラストから胴体と手足のパーツを予想して紙形を作りそれを板材に写してくり抜く。

 胴体は立方体に材を切ってから首と手足の接続穴を開けておく。胴体の成形をしてからだと穴あけが不安定だ。想定した深さまで穴あけを済ませ糸のこ盤で胴体側面の外形線を繰り抜いた。前後の局面は桐材をクランプで圧着してからサンダーで成形する。
 接着強度が加工に耐えるようになる2時間ほどの時間を持て余し、此の間に近くの硫黄泉に入ってきた。1時間500円で帰路はスーパーへ食材を購入に立ち寄って丁度2時間、我ながら塩梅が良い・・・。

 サンダーは玄関ポーチで行ったが夕刊配達のお姉さんに笑われてしまった。世間様に笑顔をお届けするのも年寄りの役目でもある。
 まず胴体の成形から済ます。胴体のカーブが決まらないと手足のパーツ合わせ部分を決めにくい。肩関節と鼠蹊部の接続は未だにモヤモヤしているもののゴム管で行ってみる事にした。マリオネットなんて制作した事は皆無なだけに自由度のあるぬいぐるみと異なる木製では勝手が分からないのだ。
                             

 胴と頭部の接続は球体関節にする心算だったが頭部のブロックを張り合わせて作る際に失念して加工しなかった。これもモヤモヤの一因である。ゴム管径は7φだったので剛体でもないからと7φの穴を穿った。仮組みして具合を見ようとしても所定の長さが入っては行かない。これでは固定強度が失われてしまう。結局8φのドリルで浚う事になった。まあ、手直しなんて事は毎度の所業であって「所業無情の響きあり」てなもんや三度笠・・・。