トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

出来るかなマリオネット「リトルミイ」1 (手始めは概要から)

2019-04-05 | 何よりの楽しみ
 長らく懸念だった操り人形での「ミイ」ちゃん。固定台上での操作式か糸繰りでの操作か迷ったけれど糸繰り式で作ってみる事にした。レバー操作式は部品点数が多く1ヵ月程度では制作不可能で、これは初冬の祭りを目安に作ろうと思っている。

 さて肝心の素材だがイラストを拡大してパーツを決める。頭部・胴体・手足はイラストに準じてくり抜き削って成形する予定で、まずはパーツを揃えなければならない。赤いワンピースは最後の工程だ。
 頭部は大きいので軽くするために桐材を使った。しかし古材なので風化が著しく普通なら廃材直行の代物で、入手しにくい貴重な桐材というだけで保存していたのである。胴体はホワイト材、手足はブナ材を用いて切り出した。

 目玉は彩色しただけだと力が宿らない。そこで手芸店に行って目玉の素材を探したが求めるサイズが無かった。本当なら「球体関節人形」に使う様なガラスかプラスチック製の球形が欲しかったけれどネットで探すほどの事でもないだろうから店頭で一番径の大きい物を購入した。希望は15φなのだが12φが限度で、これだと上目遣いが弱く見えてしまいそうだけれど欲は申すまい。完成は定かではないのだから・・・。

 瞳の色は深緑で欲しかったけれど透明しかなく、緑色の瞳は「猫目」しかないし、結局うらがわからアクリル絵の具を塗って緑に見せる。
 とりあえず着手はしてみたものの出来るかどうか全くもって見通しは無い。頓挫するのに頓着している様では何事も進まない。なにせマリオネットなぞ初体験なのだから…。