トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

北の段、刈り払い

2019-04-03 | 今日は真面目に
 先日、風倒木を資材に転用するため北の段に行った。昨秋に繁茂したアワダチソウやヌスビトハギの枯草がうっとおしい。このまま草勢の萌え立つのを待つとテイカカズラやスイカズラを立ち上がらせ酷い有様になってしまう。水はけも日照も良好ではない北の段だけれど、有用樹を植栽するその時まで維持管理は必要だ。

 それで今季初では無いものの気合いを入れての刈り払いを行った。三段の畑跡を刈り払いしたが、ここの林床も威之志士様の掘り起こしで惨憺たる有様だ。ホント「何様だ!」と怒鳴りつけたい・・・。
 一昨年だったか定例会で刈り払いを行ってもらった時に、ここにしかなかったミツマタ2本を根元から伐採されてしまったのだが遂に萌芽を見る事もなく腐食していた。かろうじて挿し木で育てた1本は拠点入り口で開花株になっている。人手は必要だけれど人手に頼る危うさは何時も身に染みる。何処に何があって、どれをどうする程度の認識が無いと有用樹も希少種も処理の対象になる。
 今期も植樹祭の行われる季節になってきたが、思い出すのは駆り出された植樹祭の事だ。県の主催だったのだが、その時植えた数百本の苗木は夏の刈り払いで消えてしまって今は草地のままである。史跡の松並木がトーテムポール状にされた事もあった。
 それはともかく何時の日か有用樹を植えたいから刈り払いは欠かせない。

  ➡   北の段1

                   ➡   北の段2

                                    ➡   北の段3