気まぐれに里親を引き受けるサンショウウオだがあと一月もすれば水苔で梱包して帰省させなければならない。里親も何回目かになれば「朝晩様子を見る」ような親密さもなく「チラ見」で確認する事も多くなる。
それでも健康状態や水質管理には気を使う。時折は水替えと清掃を兼ねた手入れをするけれど、そのあとの給餌は楽しみのひとつで、今期は大型のタライを飼育槽にしたので飼育密度が減って個々の様子を楽しめる。
まだ個体差は大きく現れてはいないが、成長の早い個体が陸に上がる頃になっても手足も出ない個体もいる。いわゆる生育不良の個体であるが、おおむね共食いの対象になって行く。主に冷凍赤虫を給餌しているがたまには「えひめAI」の製造時に出来る澱をも与える。量的には多くはないけれど微生物集合体だから栄養素の偏りを防げるだろうとの思惑で多少は忖度もしているのだ。
給餌すれば飛びつく個体もあり奪い合う個体同士もあり、見向きもしないで共食いに精出す個体もあって、なかなかの人生模様?を見せてくれる。一度、生息地を案内してもらったけれど放棄され荒れた谷田に猪が更に荒らして酷い有様だった。
有害鳥獣駆除も加害側保護のような側面も大きく、人間社会でさえそうなのだからどこでも苦慮しているのが現状なのだろう。
まあ、人間も生物の一員であれば「弱肉強食」の要素は除けないにしても「社会的弱者」が何時も犠牲になっている制度とは何なんだろう。それは「難々だから」か。社会的弱者に対する犯罪行為の刑罰は数倍加点制にしてほしいと思う時がある。
頬張る 取り合い 共食い
それでも健康状態や水質管理には気を使う。時折は水替えと清掃を兼ねた手入れをするけれど、そのあとの給餌は楽しみのひとつで、今期は大型のタライを飼育槽にしたので飼育密度が減って個々の様子を楽しめる。
まだ個体差は大きく現れてはいないが、成長の早い個体が陸に上がる頃になっても手足も出ない個体もいる。いわゆる生育不良の個体であるが、おおむね共食いの対象になって行く。主に冷凍赤虫を給餌しているがたまには「えひめAI」の製造時に出来る澱をも与える。量的には多くはないけれど微生物集合体だから栄養素の偏りを防げるだろうとの思惑で多少は忖度もしているのだ。
給餌すれば飛びつく個体もあり奪い合う個体同士もあり、見向きもしないで共食いに精出す個体もあって、なかなかの人生模様?を見せてくれる。一度、生息地を案内してもらったけれど放棄され荒れた谷田に猪が更に荒らして酷い有様だった。
有害鳥獣駆除も加害側保護のような側面も大きく、人間社会でさえそうなのだからどこでも苦慮しているのが現状なのだろう。
まあ、人間も生物の一員であれば「弱肉強食」の要素は除けないにしても「社会的弱者」が何時も犠牲になっている制度とは何なんだろう。それは「難々だから」か。社会的弱者に対する犯罪行為の刑罰は数倍加点制にしてほしいと思う時がある。
頬張る 取り合い 共食い