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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のとんぼ「小さいイトトンボの羽化体」

2019-04-26 | 小父のお隣さん
 数日前に小さいイトトンボの成熟体を撮影したが今日は孵化直後の個体と出会った。「イトトンボ」とまでは分かるもののその先は詰め様が無くクロイトトンボより体長が小さいので「小さいイトトンボ」としておいた。写真鑑定はS先生にお願いする。

 「小さいイトトンボ」でも更に小さい体長30mm程度のイトトンボを2012/09に撮影しているが一回きりの遭遇だった。図鑑対照して体長30mm前後に相当するイトトンボは数種見られるが小生に判別出来るはずもなく煩悶がお約束・・・。

 羽化体を撮影出来た事で「繁殖」の確認が出来た。だからどうだと言われてもグーの音も出ないけれど知られないようグーは出す。「いいじゃないの幸せならば・・・」と爺我自賛の世界観。
 先日、S先生より封書でフイールドで確認できたトンボの名前が届いた。「イトトンボ科」は「これから」と言う事で記載は無かったものの小生が見たイトトンボを指折り数えて加えると30種を超えた。勿論、通常目にするトンボは一桁であるものの一見様でも来訪すればお大尽様でもある。

 このリストを元に「フォトチャンネル」を開く算段なのだけれど、どういう訳か読み込んでくれず写真は露と消えて未だ開設出来ていない。この費用は何年も前から徴収されているはずなのに。トンボの世界も迷宮であるけれどネットの世界は魔窟に近いか…。

出来るかなマリオネット「リトルミイ」8 (赤いドレス)

2019-04-26 | 何よりの楽しみ
 難関は衣装を合わせる事である。「赤いスイートピー」ならぬ「赤いワンピース」だが人形に合わせ形を作り縫製しなければならない。裾広がりの単純形とは言え爺爺には泣き所で「赤い涙」が出そう…。

 胴体と手足の大まかな採寸をして型紙を切る。前後をテープで止め具合を調整すること数度、「これでいいか…」の型紙を菓子容器の裏に写して切り抜いた。これを布地に置きカットした。サイズはA4の半分程度だけれど手間暇は省略できない。小さいからこそ手抜きではうまくいかないだろうとアイロンかけも縁かがりもしっかり行ったうえで前後ろを縫い合わせる。

 袖を付ける前に試着させてみた。半身は入ったけれどもう片方の腕が通らない。これで後閉じの形でなく後ろは最後に縫い合わせる事にした。袖を縫い付け襟を縫い付け後ろ身を縫い合わせて動かしてみたものの腕の動きが窮屈になった。参考にしたイラストの袖回りに見えるのだが、これでは糸での操作に支障は必至である。やむなく袖ぐりを広げて作り直しである。
 「初めから仕切り直し」と思ったものの小物の手間暇がうんざりしてきて、縫い目を切って袖だけ作り直しにする。これだけでもフイールドから帰宅しての半日作業になるのだろう。

 最初のワンピース、肩が窮屈   ➡   袖を太く直した 
 最初に縫ったワンピースの肩周辺はやはり窮屈に見える。イラストのバランスに近いと思うけれど平面で良く見えても三次元のような立体ではうまくいかない事は多々あって、これが試作品の難点か・・・。今のところ手直し必至なので55点かな。再試である、いいえ裁縫である。

 フイールドから早めの帰宅。昼食もそこそこに縫い目をリッパーで切り肩口を8mmほど大きくした袖を取り付ける。袖口も3mmほど広げたから着せやすいし動きやすくなるだろう。一旦、着せてしまえば着脱は無い衣装なので後ろ合わせは釣り糸金具と釣り糸を通せるように一部を閉じず縫い合わせる。都合2回の縫ったり外したりで指先に何度針先を刺した事か。ホント細かい作業は血がにじむ苦労があってマイスターの道は痛く険しいのだ。