トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ジャコウアゲハ産卵に来た!

2019-04-18 | 小父のお隣さん
 窓越しに庭に黒いチョウの飛翔が見えた。フイールドではカラスアゲハの飛翔を見ているけれど自宅で見るのはジャコウアゲハである。今日はこの1頭の他にキアゲハも飛翔していた。花は生垣のドウダンツツジくらいしかなく三つ葉に産卵に来たのだろうかどうか。

 ジャコウアゲハは間違いなく産卵に来ていてカメラを抱え庭に出ると既に産卵体勢だった。時折は飛び立ってキジョランの周りでアタックをしたりする。におい物質が間違う様な成分もあるのかどうか不思議だ。
 小生はキジョランの横から撮影をしていたのだが、そのおかげで触れんばかりに接近するし、少々夢見心地…。いくら手厚く処遇していると言えども小生の近くに飛んでくるなんて事はまず無いのである。

                            

今日のとんぼ「シオカラトンボ♀」初見

2019-04-18 | 小父のお隣さん
 泥水池シェルター水路の浚渫に出かけた。昨年拡幅した部分が基盤層そのものだったから掘り取れず浅すぎるのだ。作業開始前に水見回り、と言うよりトンボ出現期ともなれば「トンボチェック」に関心が移る。

 林道から泥水池の草むらにトンボの飛翔を確認、飛び方からカワトンボでは無かったので「シオカラか?」と着地した辺りに静かに接近して目を凝らしても見つけれない。座布団1枚分の範囲に間違いなかったけれど見えないのである。業を煮やして少しばかりクイックな動きを入れたら飛び立って至近に降りた。

 これで撮影間違いなし、なのだが光の角度とトンボの向きが気にくわない。と言っていても位置を「ここ!」と言う場所に移動するうちに逃げられる公算が高い。まずは初見だし撮影を確実にして落着。
 メスはオスと異なり地上に下りられると見つけにくい。そういえば冬の終わり頃の新聞記事に「シオカラトンボの表面には日焼けを防ぐ成分があった」と報じられた。この成分を用いての日焼け止めクリームなんて商品は出るのだろうか・・・。

 「トンボのメガネはピカピカメガネ・・・」の歌を例に出すまでもなくサングラスを掛け日焼け止め粉をまぶした獰猛なシオカラトンボの姿は笑える。

                                 

480歩のマーチ

2019-04-18 | 水辺環境の保全
 トンボ池からの排水路、少しでも水域を広げたくて掘り取ったけれど常時水が流れる環境でもなく威之志士様の掘り崩しに遭うだけでしかないと業を煮やして埋め立てたのが昨年である。その用土は上の池からの浚渫土で一輪車で何杯運んだのだろうか記憶にもない。

 先日、トンボ池の草抜きをした折に三本鍬で打ち引き抜いたのだが、これに泥土が付いてくる。これも一輪車で運び低い部分に入れた。それでもまだ不足しているから「一輪車でもう10杯」と浚渫して運ぶ事にしたのだ。上の池と埋め立て場所は「あっちとこっち」の位置関係で距離がある。「往きは良い良い帰りは重い」の道中では黙々と歩くだけなので歩数を数えてみたら往復480歩ほどになった。

 空荷の時は上り坂、重荷の時は下り坂で、どっちも足腰に堪える。5往復を数える頃には足腰にだるさを感じてきた。「10車だけ」と始めた作業だが8車目にシュレーゲルアオガエルの卵塊が出てきて「これ幸い!」と前線離脱、敵前逃亡した。あとは何食わぬ顔で埋め立て部の整地を行う。こういう要領の良さは永田町や霞が関から習える。なんといっても我が祖国のトップ集団なのであるから・・・。

 掘り取り場所  ➡   埋め立て中  ➡   整地して完了