トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

出来るかな、おいしいミカン「はるみ」で醸造酢・・・4(菌膜できた)

2019-04-21 | 何よりの楽しみ
 搾汁の発酵を終え上澄みと澱を分離して酢酸菌の感染を期待していたが半月経っても変化が見えない。「種酢」ができなければ酢酸発酵は望めないし、ほぼ「失敗だろう、ジュースで飲んでおけばよかった・・・」と落胆していたのが数日前だ。
 それがこの日、何気に種酢を作るための容器をのぞいたら白っぽい膜ができているではないか。「これは!」とばかり喜んで写真を撮ろうと縁台に持ち出したら膜とみていた片側が沈んでいる。それも厚さ5ミリ程度もあってちょうど氷盤のように見える。前日も覗いたのに気が付かなかった。

 更にビックラこいたのはアルコール発酵を終え種酢の投入を待つばかりの液にも薄く白い膜が発生しており場所によってはコロニー状に見えるのであった。何たる歓喜なんたる随喜、ほぼ諦めかけていた「酢作り」に光明が見えてきた。どんでん返しがないことを祈りたい。

   種酢容器の膜      容器を上部から覗く