トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

庭のウマノスズクサをまとめる

2019-04-15 | 何よりの楽しみ
 食草園として維持している庭ではないけれどウマノスズクサが自然繁殖して今期も20本近く蔓を伸ばしてきた。花をつける暇も無くシーズン数回ほどジャコウアゲハの幼虫に地際まで食い尽くされていく定めだから衰退すると思ってもあにはからんや、増えていくので不思議不思議の金鵄丸みたいな生態である。

 このありさまでは土も自由に掘り返せないので思い切ってフェンスの際に7本ほど列植してまとめた。これで花壇もどきの掘り返しが可能になった。残りの十数本は支柱を挿して立ち昇らせる。掘り返す場所では無く野草中心の「放っとけ庭」だからだ。まあ、これは野草に対する小生の仏心である。僕らはみんな生きている・・・。

 掘り採る時、直根が深く入っているタイプなのは承知だったからスコップで大きく深く掘り上げてみた。そしたら直根だけでなく横に走る根もあってびっくりしたのだが、大きく掘り採った事で植え痛みも少なく回復も早いだろうと思っている。30㎝程度に伸びる頃にはジャコウアゲハが産卵に見えるはずで幼虫の育つのを日々眺められる、これも幸せの一種であろう。

 と言ってみても客観的には黒い金平糖のような幼虫がウジャウジャいて外壁や玄関周りにはお菊虫多数、さながら妖怪苫屋の様相で、ご婦人二人連れのセールスの人たち、「きゃぁ!」と言いつつ踵を返す。虫も大家の役に立つわい。

 芽生えた ➡   根の姿  ➡   植え付け

もう現れた・・・

2019-04-15 | 小人閑居して憮然
 今月に入り深夜に数回目覚めさせられた難き吸血鬼をようやく捕捉した。イエカのようだけれどサイズが小さめで種類までは分からないけれど夜な夜なスキンシップに訪れる迷惑な存在だった。
 羽音で目覚め枕もとのライトをつけても眼鏡を付けないと見えない。壁が土壁色なので尚の事見つけにくいのである。
 ともかく捕捉して塵は塵として返したけれどフイールドでもこれからは藪蚊が出てくるだろう。