トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ツマキチョウ撮った!

2019-04-13 | 小父のお隣さん
 既に出現していると観ていたが出会うのはモンシロチョウだけで今季の出会いは諦めていた。春先のごく短い期間しか出現しないチョウなので「ああ、出たか!」程度でも良いので視認したいチョウでもある。

 今日、たまたま食草園で蜂満神社の再建している時にSさんから教えてもらって撮影して満足満足。S先生とSさんはそのあと近くの沢本流方面へ足を延ばしてカワトンボとダビドサナエを観測したという。自宅でメールで知ったため小生の初見は明日以降になった。
 撮影は何時もの手順で接近しつつ撮影して画面いっぱいまでの像を撮る。最初から大きい画像を狙うと撮らないうちに逃げられる公算が大きいのである。

 沢本流筋に出向けばフイールド内で見られないトンボも数種類あるのだそうだけど、小生はフイールドで根気よく待ち続ける。「待ちぼうけ 待ちぼうけ 今日も朝から泥運び・・・」でも小生なりの価値観であるが、明日は浮気するぞー。

                   

出来るかな、美味しいミカン「はるみ」で醸造酢・・・3

2019-04-13 | 何よりの楽しみ
 はるみの搾汁が発酵を終えた頃に布巾で澱を濾しとった。この2Lほどの液を再び容器に入れ更に澱の沈澱を待つ。数日で沈殿する物は沈下したように見えたが10日ほど放置して更なる沈降を待った。
 「もういいか・・・」なんて思わなくても十分な日数を経過させたからシリコンチューブで上澄み液のみサイフォンにして分離した。

 瓶の底に残った澱は果実の色合いが残っている。これは酵母の集合体と言うより果肉の粒子らしい。この澱を小さな容器に入れ傾けたまま更に数日を経過させる。言わずと知れた「採れるものは全て採る」のだ。それでも100cc程度は回収できるだろう。
 残りの澱は捨てないで真水を加えて攪拌し再度の沈澱を待つ。これを2回ほど繰り返せば酸やアルコールは抜けるはずで、洗浄した澱は池の二枚貝に給餌する事になる。

 さて肝心の、核心のと言っても良い「種酢」の出来だが、これが思わしくない。搾汁した時から「種酢用」に清酒と酢を混合した液を開放面で放置してあるものの菌膜が出来てこないのである。このままだと頓挫は必至で気温が上昇してきているから淡い期待は持ちたいけれど「十中八九だめかあ…」の暗雲が見えてきた。
 最後の望み、澱を外した上澄み液を広口瓶で開放面にし半月ほど感染を待つことにする。これでだめなら手間暇時間をかけた「酢作り」は頓挫失敗となるだろう。この、とんだ事態は酸っぱさも無い失敗かあ・・・。この上澄み液、アルコール臭と共に微かな苦みがある。味覚には微かでも気分はもっと苦い。