トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

刈り草の場外搬出して除草

2019-09-09 | 水辺環境の保全
 泥水地の刈り草場外搬出を終えた。刈り草自体はイヌビエが大半でレーキでは非力、造林鎌で掻き寄せ集草する。そのあとはフォークで一輪車に乗せ搬出てな塩梅である。
 これが意外と面倒で手間仕事だ。本心は行いたくない作業だが威之志士様が蹂躙跋扈するフイールドになってしまったから構造破壊をさせないためにも弱体な水域の場外搬出は必須になってしまった。「まあ、良いか・・・」なんて横着を決め込むと掘り崩され補修や復旧で泣く羽目になるのは小生なのである。

 レーキや造林鎌で集草するにしても芝刈り状に刈り払ってはおらず、20cmほど残してあるので作業しにくい。地際から刈払えばスイスイ行くのだが地表小生物を考慮するとそれはできない。
 結局、搬出作業は2日掛かり。真夏日の残暑下では作業意欲も汗とともに流れ出る。搬出を終えて泥水池3の水域除草も済ませる。これも2日掛かりだった。下着は言うに及ばずズボンさえ汗で濡れてしまう環境では里心シャワー心沸騰の作業だ。

 神君家康公は「人生は重荷を背負い坂道を登るが如し云々」と申したと聞くが、小生は「水辺を背負い泥沼を行くが如し、いいえ、行くが仕事」。

            刈り払い終了時    ➡     集草場外搬出後、水域除草