トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

棚田部のオーバーフロー改修

2019-09-12 | 水辺環境の保全
 オーバーフロー部の浸食で棚田の水位を保つのに泥を重ねてきたのだが、一時しのぎでしかなくベンチを撤去した事で梁材が使えるから改修を行った。
 今までは厚板を据えて落ち込み部に洗掘防止の木のブロックを置いただけの簡単な構造である。これでも用は足りていたのだが威之志士様の跋扈蹂躙に弱く水位を保つのが容易では無かったのだ。

 今回の改修は厚板を梁材に変えただけだが護岸木をも据えたので脇からの漏水は防ぎ易くなっただろう。ただ落ち込み部の洗掘は段差のため改善されてはいないものの、梁材の厚みと大きさで漏水し難くなったと思う。
 今回の改修で水位を5㎝ほど上げた。水生生物のために冬季も湛水しているので水深を深くした方が環境は安定するだろうしメダカも増殖中なのでカワセミにも多少は恩恵があると思われる。

         刈り払いして露出させる    ➡     改修終了

今日のとんぼ「リスアカネ」だろうか

2019-09-12 | 小父のお隣さん
 この頃、林道沿えの日蔭や林間の木漏れ日のある環境で見かけるようになった翅端斑があるトンボは「リスアカネ」だろうか。種の判別が出来なくても翅端斑は見えるし好きなデザインである。理由は分からないが、この翅端斑には恋心のようにときめきがくる。まあ、一種の異常かもしれないと思うものの自害他害は皆無の範疇だから受診はせずそのままである。
 受診したところで「加齢による耄碌です」なんて、もう、ろくでもない結果は自覚しておる。

 この翅端斑のある種は確か「2種」なんて記載されていた記憶があるのだけれど「マユタテアカネ」の中にもこのタイプがあると知ってからは混迷が深まった。このトンボの複数飛翔するところを見るのは記憶に無く連結飛行くらいだから孤独を好むトンボかもしれない。まあ、おいらも姥捨て山で日陰の身、さしたる違いはないものの連結飛行は未来永劫あり得ない。

 と一旦はあきらめたものの一回だけなら可能性がある。来迎は赤い糸で連結されているというではないか。喜ぶべきか悲しむべきか、それが悶大だ・・・。