トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「くたびれてきた戦闘機」

2019-09-21 | 小父のお隣さん
 フイールドより街中や稲田の上でウスバキトンボを見かける。飛翔を見ていても写真一枚撮れる状態ではなく、図鑑を観ながら「こんなトンボだ・・・」と記憶維持に努めていなければならない今日この頃である。一方、群れている訳でもないだろうが水域に多く飛翔しているのはシオカラトンボで、これが滅法、喧嘩っぱやいのだ。
 ヤブヤンマやマルタンヤンマなどの大型種でもアタック攻勢躊躇ない。産卵体制に入った時点で追い払ってしまう時も度々あって何度撮影機会を失ったか、この性向にはほとほと気が滅入る。

 それでも9月の中頃ともなれば翅の痛みが目立ってきて、透明性が失われ翅まで粉を吹いたような濁りが出てくたびれ感がある。それでも攻撃性は失わず休息中と言えどアタックは躊躇しないように見える。まあ「シオカラの魂、飛べるだけ」てなもんや三度笠・・・。

二つ池の除草

2019-09-21 | 水辺環境の保全
 二つ池にミゾソバが大繁殖してしまった。コナギ除去の次はミゾソバの除去になった。これも水域に侵出し根も茎も伸び放題絡まり放題で手抜き処理はとても無理だった。
 造林鎌で切れ目を入れ絨毯を巻くように三本鍬で巻き取り場外搬出である。周囲の木立が日陰を作っているので棚田部のコナギ掘り取りより快適だった。気温30℃といえど吹き付ける風には新涼を感じるものがあって、もうすぐ草取りの季節も終わりである。

 周囲をざっと除草しただけなのは、この後用材を伐採しヒキガエルとニホンアカガエルの産卵場所を整える必要があるからで、護岸木を設えた後に堤と畔の成形をする予定だからである。感じ方とは勝手なもので「根がうるさい」作業だったり「根で助かった」作業だったり、その場その時で異なる。
 根塊も、いいえ今回もコナギ抜き取りの時もそうだったが根が生きていたほうが掘り取る時に崩れなくて楽なのだ。

       作業前   ➡     作業後、中央仕切り畔は改修予定