
そんな自宅ではしょうもないので「黄昏飛行」とやらを見るつもりでフイールドに出かけた。今季も前季も蛍を観に出かけなかったから暗いフイールドは何年ぶりだろう。跋扈している威野志士様は危険だけれど怖くはない。二本足の動物が一番恐ろしい。
さて肝心の黄昏飛行だが空振りだった。時間的に早かったと思ってはいても夕食を頂戴してからでは外出する気にはならない。結局、再度の水見回りをして帰宅した。黄昏飛行かと思えた情景は自宅近くで見た記憶がある。群れでというには少ない数匹の大型トンボが二階家の屋根よりも高い空中を飛行していたのだった。当然、種など判るはずもなく記憶にだけある。
その記憶も黄昏状態になって、小生は「まだ大丈夫」と「イワシの頭」なのだけれど報道では「黄昏非行」の記事がかまびすしいし一昔前ならありえないような行動・事件が頻発している。
小生の身近でもフイールドの行きかえりに信号無視・ウインカーを出さない。急カーブに突っ込みなんて日常茶飯事で、なにか崩壊してきた昨今の社会である。
「悪貨は良貨を駆逐する」あるいは「朱に交われば赤くなる」そんなところだろう。まあ「うそつきは泥棒の始まり」政府・官庁・マスコミあげての性向だから下々もなびくは必然だ。