トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

黄昏飛行

2019-09-17 | 感じるままの回り道
 ほんと、厳しい残暑で34℃に達した。暑い盛りよりも給水量が増えた感じがする。帰宅しても就寝まで麦茶と熱中症予防のタブレットを欲する渇きがあった。
 そんな自宅ではしょうもないので「黄昏飛行」とやらを見るつもりでフイールドに出かけた。今季も前季も蛍を観に出かけなかったから暗いフイールドは何年ぶりだろう。跋扈している威野志士様は危険だけれど怖くはない。二本足の動物が一番恐ろしい。

 さて肝心の黄昏飛行だが空振りだった。時間的に早かったと思ってはいても夕食を頂戴してからでは外出する気にはならない。結局、再度の水見回りをして帰宅した。黄昏飛行かと思えた情景は自宅近くで見た記憶がある。群れでというには少ない数匹の大型トンボが二階家の屋根よりも高い空中を飛行していたのだった。当然、種など判るはずもなく記憶にだけある。

 その記憶も黄昏状態になって、小生は「まだ大丈夫」と「イワシの頭」なのだけれど報道では「黄昏非行」の記事がかまびすしいし一昔前ならありえないような行動・事件が頻発している。
 小生の身近でもフイールドの行きかえりに信号無視・ウインカーを出さない。急カーブに突っ込みなんて日常茶飯事で、なにか崩壊してきた昨今の社会である。
 「悪貨は良貨を駆逐する」あるいは「朱に交われば赤くなる」そんなところだろう。まあ「うそつきは泥棒の始まり」政府・官庁・マスコミあげての性向だから下々もなびくは必然だ。

大きい巳ーちゃん、ようやく遭遇!、ハグ成功!

2019-09-17 | 小父のお隣さん
 棚田部のコナギ掘り取りの途中、温水田に波紋が見えてよく見たら1mを超えていそうなシマヘビだった。千歳一隅の機会で写しておかねばと田んぼから上がる。気が付いた巳ーちゃんは踵を返してしまったのだが、造林鎌の柄で首筋を押さえて捕獲に成功した。
 二枚写して放そうとした時に駐車場から話し声が聞こえた。おチビちゃん達かと思い巳ーちゃんを持ったまま向かったのであったが、小生と同年代のお嬢さん達だった。

 こうなると「昔取った杵柄」、後ろ手に巳ーちゃんを隠して歩いて来るのを待ち「良いものを見せますよ!」と声をかけた。先頭の2人のうち一人が「ダメダメ!」とか言って下がってしまった。結局、「いないいないアランドロン!」はできなく友好的ご披露になってつまらんかった。
 それでも3人ほどは指で触れて「冷たいのね」とか感想を漏らす。最初に逃げたお嬢さんは最後まで及び腰で後ろに隠れたままだった。小生的にはこういう人こそ「いないいないアランドロン!」をやってあげたい心ときめく対象なのだが人生、思うようにはいかない。。

 爬虫類自体、そんなに好きでもないが生態系の中で大事な位置を占めていると聞くので、それなりに大切に思うものの「ハッ!チュー」類まではしない。それはともかく、久しぶりに巳ーちゃんとデートできたこの日は大安吉日。さらにアオダイショウとシロマダラに遭遇できればもう言うことなし。

                        

※ 後日、「アオダイショウではないか?」とのメール。シマヘビにしては巨大だと思ったものの、表面に縞模様はあったし即「シマヘビ」で済ませた。アオダイショウにも薄い縞模様があるとのご教示だったけれど、小生的には「アオダイショウは青味」なんて意識があるし、どの生物・植物でも「鑑定」なんてものとは程遠い指向性だから「こんなもん・・・」が実態だろう。