トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「発生が少ないマユタテアカネ」

2019-09-27 | 小父のお隣さん
 9月も終盤となった。例年ならマユタテアカネはシオカラトンボと並ぶ程度の飛翔数を数えるのに今期は数えるほどしか見ることが出来ない。発生が少ない理由は小生に判るはずもない。
 この日も水見回りの途中、二ツ池脇の草むらに一匹だけいた。腹部を下側に弓なりにした姿である。どのような理由でそうするのか知る由もないのだが、弓なり形状だけでなく8,9節あたりで上に曲げたりしている個体もまま見る時がある。

 ふんだんに見ることが出来る時はしげしげと見つめる事も無いけれど、飛翔数が少ないと見つめる時間が長くなるし腹部の赤色も「鮮やかで美しい」と感じ入る。まあ、心の働きは勝手で現金なものであることよ。然るに、そんなことにまゆたてる、いいえ、目くじら立てる輩もおるまいて・・・。
 マユタテアカネを見るたびに思うのは顔面の眉に見立てた黒斑、小生は眉というより豚鼻に見えてしょうがない。理屈から言っても「眼の下に眉」なんてありえないし。まあ、紋は白色なのにモンキアゲハと言うがごとしであろう。
 こんな言動なればこそ「眉を顰められる」対象になってしまうだろうと判ってはいるけれど「わかっちゃいるけど止められない」業なのだ。他に楽しみの無い姥捨て山住まいでは因業であっても楽しみとなり引導を待つのか・・・。

                        

蜂満シリーズは日照が決め手らしい…

2019-09-27 | 小父のお隣さん
      「一寸の虫にも五分の魂」とはよくも言ったものである。蜂満神社と蜂満パレスは2mほど離れて建っているのだが、ここにきて入居率に大きく差が出てきた。巣房の径こそ異なるものの躯体は同じ梁材であり遜色はないはずだ。それでも入居率に大きく差が出た理由はあるはずで観察していて閃いた「びびび!」、漢字表記なら「陽陽陽!」で日当たりがその結果を左右している。

 南側のエノキ林の影が」落ちてくる位置関係なのだが、圧倒的に蜂満神社の日照が良い。思い返してみれば駐車場の道具小屋庇下に吊った蜂満大舎にも同種の蜂が飛び回っているけれど巣房としては使用していない。ここは山影と庇下という条件があり、周年日差しは届かない。風雨にさらされない場所としてうってつけと思ったのは勝手な思い込みみたいなようで、親蜂は暖かい場所を巣房に選んでいた。