トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

PCを交換した…

2019-09-10 | 感じるままの回り道
 来る一月末にはWindows7のサポートが終了するし消費税増税も迫ったし思い切ってPCをWindows10に新調した。新調した理由はそうであっても辟易していたからだ。
 何よりも動作や処理が鈍い。呪いたくなるほど鈍いのだった。そのうえ立ち上げや最初の変換時、つまりは場面や局面が変わると間髪を入れずフリーズする。ホームユースタイプで余計なアプリやソフトがバックグラウンドで動かされている結果重くなったのは間違いないだろうが不必要なソフトを削除したくて販売店に持ち込んだものの「どこで不具合が出るかわかりませんから・・・」とたしなめられてしまった。

 結局は使い続けて堪忍袋の緒が切れたのだ。まあ、動脈が切れなくて「良かった」と思わねばならない。店頭には知らないメーカーの機種のほうが多い有様で、安心するためには従来の国産有名メーカー品が無難と思えたけれど「一貫生産しているメーカーは無く、ほとんどが共通部品の集積です」と言われれば、「なるほど」と刈草の集積作業を念頭にした小生だった。

 結局は販売員の口車に乗せられ「鉄板ですよ!」で機種選定を終えたのだった。説明通りに立ち上がりは早かった。今まではスリープ状態で立ち上がりの鈍さを緩和していたもののon/offで「パッパッ!」だ。特筆すべきは「画像」の明るさで、今までカメラによる描写の暗さだと思っていたのが新機種に変わったら少なくとも普通に映っていたというのが分かった。「知らぬは小生ばかりなり」「井の中の蛙」だったのであろう。

 ただ一つの不満はPC内臓カメラの解像度が悪いことで滲んだような一昔前の品質だった。まあ、スカイプでしか使わないカメラだから、小生の解像度を上げても恐れ多い事になる。
 シンプルなソフト構成を求めたけれど「サービスてんこ盛り」の商品が多く、結局は「必要なソフトだけ」とはいかなかった。クリックするとヒキガエルの卵みたいにずるずると繋がって出てきた。これらから生み出されるものは何もない・・・。
 不要不急のてんこ盛りであだ花で満艦飾の浮世そっくりの世界観である。思うに小生の水商売など泥で化粧するシンプルさで、けばけばしさの欠片もない。頭頂部の光輪の中に毛は毛は片鱗として見えるけれど・・・。
 

今日のとんぼ「マーフィの法則」

2019-09-10 | 小人閑居して憮然
 この頃の水見回りには務めてデジカメを携行するようにしているのだが、まま忘れる時がある。こんな時に限って写したい被写体が現れるもので、普段ガラケーの電源はOFFの事が多く、立ち上がり写せるようになるまで焦る事焦る事。

 そんな思いでようやく写した数枚はどういうわけか使えない画像になり「マーフイの法則」を実感する。2枚の写真はどちらもトンボ池での撮影なのだが残念な写りである。ベストセラーに「残念な動物」なんてのがあると聞くが、小生編「残念な1枚」と言う題で1冊出来そうな感じがある。
 まあ、どなたの興味も湧くはずも無しで、残念な思い付きである事は間違いない。今回も「まっ、ふいだわ!」の法則適用。

 胸部が長方形に見えるから「サラサヤンマ」だと興奮してS先生に判断をしていただいたら「サラサの出現期には遅く、恐らくはハネビロエゾトンボでしょう」との事だった。ハネビロエゾトンボの静止画像は写した事があるものの頭上で逆光だったからシルエットみたいな写りだ。
 8月にS先生を案内している時、足元からの初飛行に遭遇したが撮影は出来なかった。繁殖を確認できただけでも喜ばんといかん。このとんぼ、空蝉ならぬ「空蜻蛉」から飛び立った初飛行であったが電源offでは如何ともしがたい。

 トンボ池でのマルタンヤンマの産卵なのだが、どういう訳かガラケーで写すと全てボケる時があるのだ。古くなった機種でもあるし不具合なのだろうが、いつも「この1枚」と言う場合だけ現れる。ホント憎々しい・・・。
 落ち着いた産卵ぶりだったので駐車場までデジカメを取りに行ったものの、戻った時には影も形もない。人生、そう甘いものではないと、この歳になっても擦り込まれる現在進行形の浮き世である。