トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ハグした巳ーちゃんのスリップかも…

2019-09-29 | 花の下に長居
 這うから爬虫類なのだとかは記憶にあるのだが蛇は這っても脚がない。どうも爬虫類であるとはしっくりしていない小生なのだ。この日、水見回りで泥水池の刈ったスゲを集積した場所に蛇の抜け殻があった。長さ1m以上ある立派なヘビのものである。
 サイズから先日のハグした巳ーちゃんを思い出した。長さは一致するし蛇の生息数は知れているから恐らく同じ個体に間違いないだろう。一肌脱ぎ棄てて、どんな若肌が出てきたのか達観しえない小生としては鼻血の滾る思いなのだが、財布に入れておけば「金が貯まる」と言われるも、蛇の殻が入るほどの長財布は持っていないし、年金収入だけで金が貯まるとも思えんし、増税され年金を減らされる今日日では「鬱憤が溜まる」だけであろう。

 さてこの抜け殻、千切れないようにスゲを丁寧に外しほぼ完全な姿で採集できたものの、どうする当てもなく一応はバケツに収めて車の荷室へとなった。こんなことばかりやっている小生の周囲には確かにゴミが溜まる。ゴミ車とかゴミリビングとかゴミガーデンとかの範疇は近い。
 まあ、古い映画「ソイレントグリーン」は近代化された姥捨て山だったが、姥捨て山に行かざるを得ない現況ではすでに存在自体がゴミに近い・・・。この国の政は弱者棄民に長けている。ホント、ヘビの抜け殻の扱い以下である。

                

                  里山やあまた政治の空ばかり