トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

蜂満ライフの店子

2019-09-05 | 小父のお隣さん
 蜂満神社と蜂満パレスに店子が入った。蜂満大舎は広報不足で今季の店子は絶望かもしれない。それでも神社とパレスには入居があって、初代の蜂満神社ほど繁盛していないものの毛色の変わった店子が入ったのは国際化のせいなのだろう。

 松脂で巣房を閉じてしまう店子はお知り合いだったものの小便小僧のナニに改築して入居した店子は初めてだった。見れば見るほどそっくりさんで、わが身の幼き頃を思い出してしまうのだが、直視したわけではなく想像の産物である。現在のわが身では往時の面影すらないのだが、巣房を眺めれば眺めるほどに「似て非なる物」、哀しい。

 最初に見た時は「まったく、悪戯し腐って!・・・」と憤慨し枯草を引き抜いてしまったのだが、S先生を案内した時は巣房の2か所に枯れ草を詰め込まれていた。「こんな悪戯をされるのですよ」と案内したら「それは○○ハチです」と教えられた。
 もう「へーっ!」てなもんで屁は出ないけれど、蜂の名前も教えてもらったのに記録しておかなかったから屁どころか名前すら出てこん。短期記憶の劣化は否応なく骨身に染みてくる・・・。
 が、まあ、名前など出てこんでも羽化して出てくればそれで良いのだ。輪廻循環こそが未来永劫を保証する。

 しかしながら蜂類の減少はミツバチを飼っていなくとも実感できる。蝶の個体数も激減したし草本木本を問わず開花時に群れる昆虫の唸るような羽音も聞かれなくなってしまった。推定出来る事は花粉や密、樹液などに依存している虫が少なくなったと言えよう。まあ、虫が消えれば食物連鎖は崩壊するし「沈黙の春」どころか春すら出現しないだろう。無視は出来ないはずなのに知見を蒸し返す偽政者・役人もいないのだ。恥ずかしい。

 どこの国の親玉も火付け盗賊みたいな輩だけが成り上がる今日、人類もあの農薬や除草剤に侵されているのかもしれん。「土壌も地下水も」はさておき、フイールドを往来する輩の行動をあげつらってみれば環境団体さえマナーやルールを意にも解さなくなって平気で環境破壊活動していく。こんな現状を体験していると、こういう連中が有権者なのだと独り納得だ。そう「人類味噌兄弟」。

 先刻承知の松脂閉じ    小便小僧タイプ    珍客わらしべ蜂者

シェルター水路の除草

2019-09-05 | 水辺環境の保全
 泥水池1に続きシェルター水路の除草を行う。上の棚部法面からの侵出草本が主だった。ミゾソバ、カサスゲ、ノイバラ、葦などが混在して処理しにくい。特にノイバラには要注意でゴム手袋なども容易に突き通してくる。
 長いシュートを地際から刈り取っても、枝のどこかが衣服に触れたりすると引っ掛かりが生じうんざりするほど扱いにくい。短く処理すれば断片が水中に隠れると水域除草時に指を刺すことになりかねない。ノイバラの一刺しでも即刻作業は中止する。ともかく破傷風が怖い。

 8月に刈り取った畔のイヌビエ、復活しすでに花穂をつけてきた。刈り取りに入らねばならない。ものの本によるとイヌビエの種子は1本の穂に数千粒とかで、初夏に泥浚いし固めた畦や法面はイヌビエ畑みたいになる。埋蔵種子の多さには呆れる。

              作業前   ➡     除草終了