以前より「立派なキジョラン」があると聞いてはいたものの、小生が見たキジョランは自分で植え育てたサイズだけなので見当もつかない。「キジョランを用意しなくては」と思ったころから当地近在に株があるとは思ってもみず、自生株を見るためには高尾山に行かねばと思っていたのだった。
そんなこんなで思案していた頃にS先生から種子を頂いたのが自前苗を用意できるきっかけだった。かれこれ10年以上経過しているが貝化石層を客土したりしても育ちが悪く「こんなもんか」と我慢比べだったのだ。
ところが先日、Sさんが山のキジョランを写してきてプリントをくれた。フイールドのキジョランとは段違いの成長ぶりで、標高が高いのも成長を促された要因かとも考えたけれど、フイールドの土壌は粘土質で棚田跡なので浅い。高尾山は石灰岩質でキジョランが好む土壌だというのは判っていたので「土壌不適当」も育ちの障害にはなっているのだろう。
ところが山のキジョラン、管理人の方に場所を教えてもらい見に行ったのだが、ほれぼれするほど育ちが良い。自生株かと思っていたら「S先生お手植え」なのだそうな。それにしても見事な繁茂ぶり。結実しているとも教えてもらったけれど、恐れ多くて近づけなかった。写真を1枚撮って帰宅した。フイールドにもこんな株を育てたーい。
条件さえそろえばここまでになるのが理解できただけで十分だったのだ。
そんなこんなで思案していた頃にS先生から種子を頂いたのが自前苗を用意できるきっかけだった。かれこれ10年以上経過しているが貝化石層を客土したりしても育ちが悪く「こんなもんか」と我慢比べだったのだ。
ところが先日、Sさんが山のキジョランを写してきてプリントをくれた。フイールドのキジョランとは段違いの成長ぶりで、標高が高いのも成長を促された要因かとも考えたけれど、フイールドの土壌は粘土質で棚田跡なので浅い。高尾山は石灰岩質でキジョランが好む土壌だというのは判っていたので「土壌不適当」も育ちの障害にはなっているのだろう。
ところが山のキジョラン、管理人の方に場所を教えてもらい見に行ったのだが、ほれぼれするほど育ちが良い。自生株かと思っていたら「S先生お手植え」なのだそうな。それにしても見事な繁茂ぶり。結実しているとも教えてもらったけれど、恐れ多くて近づけなかった。写真を1枚撮って帰宅した。フイールドにもこんな株を育てたーい。
条件さえそろえばここまでになるのが理解できただけで十分だったのだ。