残暑の頃になるとアブが出てくる。朝一で駐車場に到着すると「温熱」を感知してか車体やタイヤに群がる。それだけなら気にも留めないけれど作業中に寄ってこられると作業にならない。周囲を飛び回り隙あれば吸血される。吸血されれば痛いし痒いし傷の治りも遅いのだ。そんなことからこの時期は蚋とアブの捕獲に使って迷惑を解消する道具として柄を1尺ほどにした子供用の捕虫網を腰に差す。煩く周回するようなら捕獲して蚋は潰す。
アブに対しては潰さず、父が牛に群がるアブを捕まえては翅を千切り放り投げていたのを踏襲している。理由を聞いたことは無いけれど「お仕置き」だったのだろう。
この日も周囲を周回するアブが五月蠅く捕虫網の出番となった。アブの翅を千切って放り投げてみたものの蟻の餌にするには忍びなく、先日の映像が記憶にあったから「吸汁晩餐会」に参加させてもらった。泥水池の水面に放り投げたらほどなくアメンボが群がってきた。数日前にたまたま観察したカメムシほど群がらなかったけれど、これは水域の違いからだろう。
アブの触感は体液豊富なように思えないけれどアメンボが群がり噴口を突き立てているのだから多少は吸えたのかどうか、晩餐会を遠巻きに眺めてた小生には解からない。
アブに対しては潰さず、父が牛に群がるアブを捕まえては翅を千切り放り投げていたのを踏襲している。理由を聞いたことは無いけれど「お仕置き」だったのだろう。

アブの触感は体液豊富なように思えないけれどアメンボが群がり噴口を突き立てているのだから多少は吸えたのかどうか、晩餐会を遠巻きに眺めてた小生には解からない。
