トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

フジバカマの草丈

2020-09-15 | 小父のお隣さん
 庭のフジバカマは概ね1m前後なのだが、泥水地や棚田部に発芽したフジバカマは草丈がダントツなのだ。その上、花の終わりも早くてアサギマダラが現れないうちに花期を終え枯れ始めてしまう。今期のフジバカマも大株から枯れ始めている。種子を採集し取り巻きしても良いのだが、遺伝形質がこの高性種であると景観的にも植生のバランスからも好ましく思えないので迷いつつ眺めている。

 泥浚いの休憩中に草丈を計ったら210cmあった。一般的には60~120cm程度とあるから「高すぎる」草丈だ。この株はアサギマダラの到着に間に合わないけれど泥水地のそれは今が盛りだ。自宅のそれはようやく花が見え始めたところ。
 小生にとって草丈はどうでも良いのだが開花が早生では植生の一部として存在させている意味が無い。場所を変えてやれば開花が適期となり伸び過ぎが収まるのかどうか、半分株を分けて対照させてみるのも一案かもしれないと思ったものの、環境要因では無いだろうなあ。

             

さらってうめた 2

2020-09-15 | 感じるままの回り道
 沈泥池掘削部が水没してしまったから泥浚いは終わりにするつもりだったのだが土を運んだ食草園の一画を均してみたら不足感がある。取り立てて急ぐ作業でも無いものの来春の植生復活状態を考慮すると、今の時期に土を運んだ方が「適切」と思われたから足場板を水没面に渡して一輪車数杯でも浚渫する事にしたのだ。足場板を据えなくても立ちこみで作業は出来るけれど長靴が泥土に捕られて移動し難くなる。

 足場板の上なら長靴の運びは楽になるもののバランスのとり方が難しくなるから、まあ一長一短てことになるだろう。それでも足場板を選択したのは長靴の側面が切れていたからで、長靴も使用一年ほどで駄目になる。切れ目少しならゴムパッチで補修もするけれど同じ部分が切れる傾向があってパッチの継ぎはぎが結局は周囲にストレスとなり切れ目が伸びていくのだった。
 そんなことでフイールドの表層は浚って埋める事が可能だけれど長靴ではパッチを剥いで継ぐ羽目になるのだった。でも「それでバッチリ!」なんて事にはならない…。

 泥土を運んだ部分を平鍬で均した後に、たまたま幼稚園の行事で案内された一行にガイド役が「イノシシの堀跡です」なんて説明が聞こえた。その真っただ中に一輪車で浚渫土をぶちまけた小生も小生であるがガイド役はさぞ極まりが悪かったことだろう。まあ、均した小生が眺めてもイノシシ様の荒らした風にはみえるでのう。
 意地悪爺さんした訳ではないけれどお互いタイミングが悪かったし、かのガイド役にしてみれば「浚渫土を客土する」なんて行為は想いもしていない活動だろうし目利きが足りず説明がありきたりだったし、と言えるだろう。いーやいや「蟻、来たり」でなく「爺、来たり」だったのだがまあ、ガイドの恥はかき捨てで良い。所詮、虚空に消えていくだけの音声で実態は無い。