goo blog サービス終了のお知らせ 

トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

二点位置流れ・昆虫スコイぜ!「20年目の浮気!」

2023-11-01 | 蝶の食草園

 食草として初期から導入したコクサギなのだが何故か産卵してくれないまま20年が経過した。アゲハ類がいない訳でもなくユズやミカンの葉には産卵して蛹にまで生育しているから七不思議のひとつなのだった。S先生曰く「他に食草・食樹は豊富だから…」と慰めてくれるものの「せっかく植えたのに・・・」とふてくされてみもする。

 それがなんと10月下旬、たまたま通りすがりに覗いた葉の上に鳥のウンコ状物質が見えたので確認したらアゲハの幼虫だった。他にも居ないかと探したら3~4齢の幼虫と終齢に思える幼虫がいたのだ。姿模様から「カラスアゲハ」ではないかと見当をつけてみたけれど強いて判断せずとも「幼虫が付いた!」で十分報われる。落ち着いて考えてみれば主食の穀物、米に限っても食べる品種は手当たり次第ではない。魚沼産の小生としてはコシヒカリが主食で他の新進銘柄は「美味しい」のもあると理解していても浮気はしない。特に義理立てし固執している訳でも無いけれど結果はそうなので、まあ、アゲハちゃんたちもそんなつもりなのであろうか。

 ここで閃いた。「今食べている幼虫が産卵するのはコクサギの可能性が高いのではないだろうか⁉」育ってきた食生活は遺伝子に組み込まれる…ナンチャラカンチャラ。