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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

上の池の導水路の整備 2日目

2023-11-24 | 水辺環境の保全

 最終的な作業は「水辺環境の整備」だけれどこの段階では丸太の曳きだしが主なので林内作業に近い。この日も前日と同じく用材の曳きだし作業を行う。水域の護岸用丸太の積み上げ増設と道路から流入する流路の保全のために使う量は結構必要なのだった。伐採され集積され放置されていた朽ちるに任せる丸太を活かして使うためにはどうしても牽引器で水際まで曳かねばならない。玉切り材の長さは標準で4mあり直径も外周は腐植しているとはいえ300から400φの径があり乾燥していないので生木をしのぐ重さがある。

 集積場所の下部になっていた丸太は大径が多く、その上、実生のヒノキの根っ子や蔓草がまとわりついており浮かせてベルトを掛けるだけでも一苦労だった。まあ、「倒木に小手先」で手向かうのであるから手間と足数でなんとかせにゃならんのだった。そんな事でこの日は曳きだすだけで終わり、もう1日分も曳きだしで終わりそうである。しかし見込みで並べてみればしっかりした護岸の設えが出来そうに思えてきたのだが、そのためには肩腰膝、みんな湿布の助けを借りる事になるのだろう。今日の丸太はどれも大物で曳くのでさえ苦労した。