澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

安倍首相の国語力

2007年09月10日 20時51分04秒 | Weblog
「職責にしがみつくことはない」という安倍首相の発言が話題となっている。政治的な意味ではなく、国語上の問題として。
今日、ラジオで鳥越俊太郎が「職責にしがみつくという日本語はありえない。首相は”職責”という言葉を”職席”と間違えているのではないか」とにわかには信じられない解説をしていた。鳥越さんも意地悪だなあと思った。

職責とは「職務上の責任」(岩波国語辞典)であるから、「職責を全うする」というように使えても、安倍首相のように使うのは明らかに誤りなのだ。
先般、熟語か何かの使用法も間違えていて、失笑を買った安倍首相だが、今回は内容が内容だけに笑ってはすまされない。

舛添要一が言うように、安倍首相も「バカ殿」なのだろうか。官房長官のときは随分と輝いていたのに、これだけ国語力の無さを知らされると、見くびられても仕方がないなと思う。