澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

日台漁業交渉 菅官房長官の談話を改竄したNHK こんなNHKには受信料不払いを!

2013年04月10日 21時16分05秒 | マスメディア
 今日、午後3時のNHKニュースを見ていたら、日台漁業交渉が妥結したニュースに関して、菅官房長官のコメントが放送された。ビデオを録れなかったので、映像を貼り付けることができないのが残念なのだが、このコメントを聴いて驚くべき発見をした。

 菅官房長官は「台湾は東日本大震災時に最も支援してくれた親日的なであるので…」と言っているのに、NHKの字幕は「…親日的な地域であるので…」とわざわざ書き換えられていた。

 周知の通り、1972年の田中角栄による日中国交回復以来、「中国はひとつ」であり、その中国とは「中華民国」(台湾)ではなく、中華人民共和国であるという位置づけができあがった。だが、忘れてはならないのは、1980年代後半から台湾は「中華民国」体制から脱して、日本と変わらない議会制民主主義国家になった。実質的に「台湾国」「台湾共和国」に生まれ変わったと言っていい。一方、大陸中国は共産党の一党独裁国家。この決定的な違いを無視して、NHKは、台湾は国家ではなく、一地域だと言い募る。それも自民党の菅幹事長が正式の記者会見で「親日的な国」と言ったのに、そのテロップは「親日的な地域」と書き換えるNHK。いったい、誰の権限で、幹事長談話を「改竄」したというのだろうか。

 また、台湾の漁業者にインタビューした映像では、台湾人関係者が華語(北京官話)で「両国が…」と言っているのに、テロップは「日本と台湾が…」と訳している。台湾は「国」ではないから、「両国」とは言えない。そこまでNHKの内部規制は徹底しているということだ

 NHK放送局の中には中国CCTVの東京支局が置かれているという。菅幹事長の談話を勝手に改竄したのは、中国筋に気に入られるためなのだろうか。何にしても、ジャーナリスト精神のかけらもない映像を見て、こんな放送局に受信料を払う必要はないと確信した。