今日、午後3時のNHKニュースを見ていたら、日台漁業交渉が妥結したニュースに関して、菅官房長官のコメントが放送された。ビデオを録れなかったので、映像を貼り付けることができないのが残念なのだが、このコメントを聴いて驚くべき発見をした。
菅官房長官は「台湾は東日本大震災時に最も支援してくれた親日的な国であるので…」と言っているのに、NHKの字幕は「…親日的な地域であるので…」とわざわざ書き換えられていた。
周知の通り、1972年の田中角栄による日中国交回復以来、「中国はひとつ」であり、その中国とは「中華民国」(台湾)ではなく、中華人民共和国であるという位置づけができあがった。だが、忘れてはならないのは、1980年代後半から台湾は「中華民国」体制から脱して、日本と変わらない議会制民主主義国家になった。実質的に「台湾国」「台湾共和国」に生まれ変わったと言っていい。一方、大陸中国は共産党の一党独裁国家。この決定的な違いを無視して、NHKは、台湾は国家ではなく、一地域だと言い募る。それも自民党の菅幹事長が正式の記者会見で「親日的な国」と言ったのに、そのテロップは「親日的な地域」と書き換えるNHK。いったい、誰の権限で、幹事長談話を「改竄」したというのだろうか。
また、台湾の漁業者にインタビューした映像では、台湾人関係者が華語(北京官話)で「両国が…」と言っているのに、テロップは「日本と台湾が…」と訳している。台湾は「国」ではないから、「両国」とは言えない。そこまでNHKの内部規制は徹底しているということだ。
NHK放送局の中には中国CCTVの東京支局が置かれているという。菅幹事長の談話を勝手に改竄したのは、中国筋に気に入られるためなのだろうか。何にしても、ジャーナリスト精神のかけらもない映像を見て、こんな放送局に受信料を払う必要はないと確信した。
菅官房長官は「台湾は東日本大震災時に最も支援してくれた親日的な国であるので…」と言っているのに、NHKの字幕は「…親日的な地域であるので…」とわざわざ書き換えられていた。
周知の通り、1972年の田中角栄による日中国交回復以来、「中国はひとつ」であり、その中国とは「中華民国」(台湾)ではなく、中華人民共和国であるという位置づけができあがった。だが、忘れてはならないのは、1980年代後半から台湾は「中華民国」体制から脱して、日本と変わらない議会制民主主義国家になった。実質的に「台湾国」「台湾共和国」に生まれ変わったと言っていい。一方、大陸中国は共産党の一党独裁国家。この決定的な違いを無視して、NHKは、台湾は国家ではなく、一地域だと言い募る。それも自民党の菅幹事長が正式の記者会見で「親日的な国」と言ったのに、そのテロップは「親日的な地域」と書き換えるNHK。いったい、誰の権限で、幹事長談話を「改竄」したというのだろうか。
また、台湾の漁業者にインタビューした映像では、台湾人関係者が華語(北京官話)で「両国が…」と言っているのに、テロップは「日本と台湾が…」と訳している。台湾は「国」ではないから、「両国」とは言えない。そこまでNHKの内部規制は徹底しているということだ。
NHK放送局の中には中国CCTVの東京支局が置かれているという。菅幹事長の談話を勝手に改竄したのは、中国筋に気に入られるためなのだろうか。何にしても、ジャーナリスト精神のかけらもない映像を見て、こんな放送局に受信料を払う必要はないと確信した。