澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

淡路島地震を予測していたハザード・ラボ

2013年04月13日 21時57分03秒 | マスメディア
 地震予測サイト「ハザードラボ」がまたまた地震予測を的中させた。このように書くと、異論を唱えるも多いのではないかと思われる。その理由として、「ハザードラボ」の地震予測範囲が広すぎて曖昧、地震予測時期も長すぎると指摘されている。
 だが、地震学者の多くが地震予知を諦めかけている現状で、電磁波の乱れを観測するという手法で地震予測を試みる「ハザードラボ」の存在は貴重だ。

 今朝発生した淡路島を震源とするM6.3の地震は、12日放送の「ハザードラボ」地震予測情報で次のように予測されていた。

http://www.hazardlab.jp/know/news/

 もうひとつ予測されている「青森~千葉県沖」M5クラスの地震も気になる。

 
淡路島地震:「南海トラフ」との関連指摘も
毎日新聞 2013年04月13日 12時07分(最終更新 04月13日 12時53分)

 13日午前5時33分ごろ発生した、兵庫県淡路島付近を震源とする強い地震で、気象庁は阪神大震災の余震との見方に否定的だが、大震災のひずみが淡路島にまだたまっていると見る識者もいる。一方、過去の南海トラフ巨大地震の前にこうした内陸地震が頻発したことが知られており、同様の地震が続くとの指摘もある。

 東海、東南海など、今後の発生が見込まれる南海トラフ巨大地震は、太平洋の海側のプレート(岩板)が日本列島を乗せた陸側のプレートに潜り込んで起きるとされる。今回の地震は、その潜り込みの圧力によって引き起こされた可能性があるという。同様のケースが、約70年前にも起きている。

 入倉孝次郎・京都大名誉教授(強震動地震学)は「1944年の東南海地震(M7.9)と2年後の南海地震(M8.0)の前に近畿地方で内陸地震が頻発した。今後、南海トラフ巨大地震が起こると予測される中、今回のような地震が再び起こる可能性がある」と指摘する。

 これについて、気象庁地震津波監視課の長谷川洋平課長は13日の記者会見で「さまざまな学説はあるが、前兆的な発生とは今のところ考えていない」と述べた。

 一方、阪神大震災後に地震活動を分析した東北大の遠田晋次教授(地震地質学)は今回の地震について「広い意味で大震災の余震。18年前だから関係ないということはなく、その時のひずみがずっと淡路島にあった」と分析。「大震災前の状態に戻るには二十数年かかると予測され、まだ警戒が必要だ」と強調する。【飯田和樹、渡辺諒、斎藤広子、岡田英】