思い立って、久しぶりに高尾山へ。
19日はいい天気だったが、平日でもあるので、それほど混んでいないだろうと思ったのが大間違い。ケーブルカーの駅には登山姿の中高年が並んでいて、後ろからは外国人と思われる人たちがやってくる。
ケーブルカーの中で四人連れが中国語を話すのを聴いて、外国人観光客が増えているというニュースを実感。ミシュラン・ガイドの効果は絶大なのか。
ケーブルカーを降りて山頂までは、徒歩で約40分。薬王院への参道は、巨木に囲まれて荘厳な雰囲気。新緑がまぶしい。
階段が多いのには辟易としたが、ようやく山頂へ。ここで驚いたのは、幼稚園児や小学生の遠足姿が多いこと。広場の半分以上は、集合した子どもたちで占められていた。
さらに、若者の多くが外国人なのに気づく。ほとんどが中国系の人たちだ。台湾人の中国語(華語)は少し聞き分けられるのだが、それらしき発音は聴かれなかったので、大陸の中国人だと思われた。
日本人の中高年登山者もかなりの数がいたが、ほとんどがグループ。私はたったひとりで、山頂広場にいて、極めて居心地が悪い。突然、思い立ったのが、この大勢の人たちが一斉にケーブルカーに殺到したら、大変な混雑になるのではないか…と。
そこで、あわただしく下山。約一万歩を歩いた。