東京都武蔵野市吉祥寺にある台湾料理と台湾茶の店「月和茶」(Yuehecha)に出かけた。金曜日(22日)の午前11時20分頃、店に到着したが、入り口付近には5~6人の先客が。10分ほど待つとシャッターが開き、二階にある店への階段を上った。案内されて菜単を見ていたら、瞬く間に店は満杯に。客の九割が女性という感じ。さすがに今人気の店だなあと感心した。
「月和茶」~東急デパートの裏側にあるスタバの野外デッキの北端に座って、露地の十字路を眺めると、すぐに見つかる。
初めての私は、迷わず「魯肉飯」(ルーローファン)セットとジャスミンのゼリーを注文。
この魯肉飯が970円、ゼリーは350円だった。本場の台湾や、横浜中華街の魯肉飯と比べると、価格は高めだが、土地柄に合わせた(?)繊細で上品な味を知ってしまうと、「今度は鶏肉飯(チーロウファン)を食べてみようか」などと思ってしまう。
魯肉飯をマスターが直々に持ってきてくれたので、「TVで見ました。やっと来ました」と話したら、ちょっと照れ臭そうに笑われた。昨年末、民放テレビで料理人の土井某という人がこの店を紹介して、台南出身のマスターにもインタビューしていた。この魯肉飯は「おふくろの味」だそうで、しかも肉を二種類の大きさにして、味わいやすくするなど、創意工夫も凝らされているという。
こんな美味しい魯肉飯を食べてしまうと、またまた台湾に行きたくなった。