澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

映画『すばらしき映画音楽たち』を観る

2019年12月23日 09時36分00秒 | 音楽・映画

 映画『すばらしき映画音楽たち』(Score:A film music ducumentary  2016年 米国)を観る。アマゾン・プライムビデオで偶然見つけた映画だったが、私の興味、趣味にまさにぴったりだった。近頃、まれに見る傑作!と勝手に決めてしまった。

 映画音楽の歴史をたどるドキュメンタリーだが、オーケストラ(管弦楽)音楽としての映画音楽が特に興味深い。エルマー・バーンスタイン、アルフレッド・ニューマンなどの大巨匠から「スターウォーズ」のジョン・ウィリアムスまで、映像を基に音を付加していく過程が詳しく紹介されている。オーケストラ録音のために召集されたスタジオミュージシャンは、初見の楽譜を難なくこなし、その日のうちに録音を済ませる。このエピソードからは、在りし日のカーメン・ドラゴン指揮ハリウッドボウル交響楽団を思い起こした。ハリウッドボウル交響楽団は、映画音楽の録音を生業とするミュージシャンがクラシック音楽を演奏するために臨時編成されたオケだった。その演奏技術は、世界一流水準で、多くの名盤を残している。

 最近の傾向としては、ロックやビッグバンドを使った音楽が見られるが、やはり主流はオーケストラ。これからも、記憶に残る音楽を提供し続けるのだろう。

 

『すばらしき映画音楽たち』特別映像“作曲家たちの苦悩”


スージー・クアトロのNow & Then

2019年12月23日 00時04分45秒 | 音楽・映画

 YouTubeで音楽を聴いていたら、たまたま1970年代に活躍した英国の女性ロックシンガー、スージー・クアトロのライブ映像を見つけた。1975年の日本ライブという映像もあり、彼女とバンドの面々が浅草寺を散歩する姿を初めて見た。

 私はこのツアーを東京・中野サンプラザホールで聴いたことを思い出した。とにかく大音量で、翌日まで耳が難聴気味になったことだけ覚えている。
 彼女は今年69歳になる。ひょっとして今はヤクか何かで早死にしているか、芸能界から引退しているのかと思っていたら、何と今なお現役で”活躍中”という。

 1975年と2019年、二つのライブ映像は期せずして、時の移ろい、人生の哀歓を物語っているかのようだ。婆さんになってもロックンローラー、その生きざまには確かに凄味がある。  

Suzi Quatro - In Japan 1975.mpg

 

Suzi Quatro - Can The Can (Leeds) April 2019