澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

所さんの目がテン! 「中国人」特集

2011年02月06日 09時10分52秒 | 中国

 昨日、日本テレビ系列で放送された「所さんの目がテン! 中国人」をビデオで見る。中国人の特性がよくでていて、とても面白かった。
 
 

 中国人に対する一般的なイメージは、①列に並ばない、②決して謝らない、③いつも怒っているだった。
 ①については、北京のバスターミナルでビデオ撮影して観察。その結果、必ず割り込みをする人間がいることが分かる。係員の制止も無視して、平然と割り込むのだ。これに対して、列に並ぶ人が、数珠繋ぎになって対抗するという写真も映し出された。何故、このようにマナーが悪いのか、その原因について、在日中国人の日大教授は「中国人には行列を守るという習慣がない。それは戦乱の歴史のせい」だと解説した。戦乱の歴史!?それでは、何の説明にもなっていないのだが…。「中華人民共和国」建国以来、60年も経過しているのだから、近代国民国家の体裁はもう整ったはずだ。にもかかわらず、行列のひとつさえ守れない社会であるという事実は、中国共産党の国造りに根本的な欠陥があるとしか思えない。

 ②の「決して謝らない」というイメージに関しては、昨年、家人が北京に旅行したとき、北京在住の友人から「街で人にぶつかったりしても、決して先に謝ってはいけないよ」と釘をさされたという話を思い出した。このTV番組では、日中それぞれ15人の学生に対して、どっきりカメラのような実験を行った。すなわち、「世界で一番軽い皿」という表示を付けた皿を割ってしまったとき、素直に謝るかどうかの実験で、日本人は全員が「すみません」と謝罪したのに対し、中国人全員は「私が割ったのではない」「最初から割れていた」と謝罪を拒否した。

 残念ながら、これに続く画面は、録画予約の不手際で見ることができなかったが、最後まで見た人は中国人の特質をよく知ることができたのではなかったか。
 台湾で地下鉄や台鉄、あるいは船に乗るとき、行列が守られるかどうか見ているが、割り込む台湾人は一度も見たことがない。一方、中国・瀋陽駅で行列などお構いなしに改札口に突進する中国人の群れを見たときは、正直ぞっとした。同じ中華圏に属する台湾と中国では、何故かくも違うのかは、「戦乱の歴史」などという雑な思いつきではなく、もっと真剣に解明されて然るべきだろう。

 尖閣事件での居丈高な中国人の対応を見て、菅首相のように「一衣帯水」などと間の抜けたことを言っている場合ではないと思った人も多いはず。
 日テレもたまにはいい番組を作るんだと感心した。
 

 
 



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2 コメント

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いい番組? (keiko_a)
2011-02-12 19:17:45
3人目の女性は「対不起(ごめんなさい)」と謝ってましたよ。あまりテレビを鵜呑みにしない方がよいですよ。
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ありがとうございました (torumonty)
2011-02-12 20:08:34
確かにご指摘のとおりです。別の日のブログに書きました。ありがとうございました。
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