英国のVOCALION社が、往年の「ムード音楽」「イージーリスニング・ミュージック」のCDを復刻している。デッカやEMIからマスターテープを借りて、社長であるマイケル・ダットン(Michael Dutton)氏自らが、リマスタリングの腕をふるっているようだ。
最近では、ウェルナー・ミューラーのアルバムが何枚か復刻されたが、ファンにとっては涙がでるようなリリースだったかも知れない。
数々の懐かしいアルバムを復刻してくれるVOCALION社だが、ちょっと気になることがある。それは、CD化された音が、オリジナルのアルバム(LP)とはかなり異なる点だ。
マイケル・ダットン氏の趣味らしいのだが、低音と高音をカットし、何だか「宦官」のような音になっているのだ。せっかく、オリジナル・テープを使っているのだから、妙な加工をしないほうがいいと思うのだが…。
最近では、ウェルナー・ミューラーのアルバムが何枚か復刻されたが、ファンにとっては涙がでるようなリリースだったかも知れない。
数々の懐かしいアルバムを復刻してくれるVOCALION社だが、ちょっと気になることがある。それは、CD化された音が、オリジナルのアルバム(LP)とはかなり異なる点だ。
マイケル・ダットン氏の趣味らしいのだが、低音と高音をカットし、何だか「宦官」のような音になっているのだ。せっかく、オリジナル・テープを使っているのだから、妙な加工をしないほうがいいと思うのだが…。