澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

「浜のかきあげや」に行く

2017年05月12日 08時34分06秒 | 散歩

 昨日(11日)、友人と一緒に由比(静岡市)まで出かけてきた。由比といえば、桜エビが獲れる唯一の漁港。桜エビ漁は、春秋、期限を区切って行われているので、その時期を逃せば、新鮮なものには巡り会えない。

 今年の春漁は、来月上旬で終わるので、連休明けの週日がまたとないチャンスだと思った。電車を乗り継いで、約三時間。緑が目に染みるJR由比駅に降り立つと、ホームの階段からは、残雪をいただいた富士山が見える。


由比駅の架橋から見た富士山

 目指すのは、由比漁協直営の「浜のかきあげや」。旧東海道を歩いて10数分、海岸の方へ降りると、ほどなく浜小屋のような店舗が見える。正午前だったが、大勢の人が並んでいる。10分ほど待って、桜エビとシラスの釜揚げがご飯の上に載った「由比丼」とかき揚げとみそ汁がセットになった「由比丼セット」を注文。これで千円。新鮮かつ文句なしの美味しさだった。


浜のかきあげや」の由比丼セット(千円) 



にぎわう「浜のかきあげや

 桜エビ料理に満喫した後は、由比本陣公園へ。その中にある「御幸亭」で一休み。明治天皇が休憩したという由来の御幸亭は、20年ほど前に復元されたというが、前庭の池の部分は、昔からのまま。



由比本陣」御幸亭
 
 由比本陣の正門前にある「正雪紺屋(しょうせつこうや)」は、江戸時代の軍学者・由比正雪の生家。江戸時代から伝わる家屋で、中には染め物関係の伝統工具などが展示されていて、桜エビを形どった、可愛いらしい染物(手ぬぐいなど)が販売されている。


由比本陣の正門から見た「正雪紺屋」



正雪紺屋」に展示された伝統的染め物用具


正雪紺屋」の染め物(手ぬぐい)可愛い桜エビがデザインされている

 正雪紺屋」では、個人的にも歴史の不思議なめぐりあわせを感じた。
 初夏の心地よい一日、最高の散歩だった。


 





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