NHK・TVで「新日本紀行ふたたび」を見た。今回は「歌が生まれた町で~長崎県奈留島」だった。
荒井由実の「瞳を閉じて」は、この島の高校の愛唱歌。31年前、ユーミンがこの高校の生徒の手紙に応えて作曲した。昔の映像と現在の姿を交互に取り上げ、静かに時の流れを映し出す。NHKでなければできない、心に残る番組だった。
《NHKによる番組紹介》
新日本紀行ふたたび~NHKアーカイブス~「歌が生まれた島で~長崎県奈留島~」 長崎県奈留島にある高校では、生徒の手紙に応えてユーミンがつくった「瞳を閉じて」が愛唱歌となっている。島を出た人へむけられたこの歌をめぐる地元の人々の思いを描く。
長崎県奈留島にある高校に一つの歌碑がある。“ユーミン”こと松任谷由実の「瞳を閉じて」。昭和51年の新日本紀行では、1人の女子生徒が出した手紙に応えてユーミンがこの歌をつくり、高校の愛唱歌となるまでが描かれた。あれから31年、奈留島は漁業の衰退で人口が3分の1に減り、高校の卒業生はすべて島を出て行くようになってしまった。島を出ていった人への思いを歌った「瞳を閉じて」をめぐる、地元の人々の思いを描く。