澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

映画『メリー・ポピンズ・リターンズ』を見る

2019年02月08日 20時28分22秒 | 音楽・映画

 「メリー・ポピンズ・リターンズ」を見に行く。金曜日の昼下がり、隣県のシネコンはガラガラ。もしかして、新しい「メリー・ポピンズ」は不人気なのかも、と思った。

 オリジナルの「メリー・ポピンズ」(Mary Poppins  1964年 ディズニー映画) は、ジュリー・アンドリュース主演で大ヒット。アカデミー賞の13部門にノミネートされ5部門を受賞した。「チム・チム・チェリーChim Chim Cher-ee)」「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」「2ペンスを鳩に(Feed the Birds (Tuppence a Bag))」などの収録曲は広く知られている。それにしても、もう54年も前の映画だとは…。

 新しい「メリー・ポピンズ・リターンズ」は、オリジナルの20年後である大恐慌時代のロンドン、不況下で自宅を抵当に取られそうになるバンクス家に再びメリー・ポピンズが現れるという設定。
 抜け目のない金融資本家、没落する上流家庭、その日暮らしの労働者階級、時代錯誤の退役軍人等々の人物像を対比的によく描き出している。「魔法」で万事が解決というような安易な筋書きではないので、夢を失ったオッサンの私でも、共感できる部分が多々ある。
 映像、音楽、特撮、アニメ等々、さすがディズニーだ。主演のエミリー・ブラントは、ジュリー・アンドリュースを彷彿とさせる。両者に共通するのは、美人ではなく、女性の色気を感じさせないところ。それがメリー・ポピンズのイメージなのだろうか。確かに、彼女が超美人だったら、ストーリーはあらぬ方向に行きかねないから…。
 
 誰にでも楽しめる映画。リメイクだからオリジナルには敵わないとはよく言われるが、私はまだそのオリジナルを見ていない。これから、amazonプライムで確かめてみようと思う。

メリー・ポピンズが帰ってきた!映画『メリー・ポピンズ リターンズ』予告編



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