澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

中孝介が歌う「野バラ」

2009年11月27日 13時22分46秒 | 音楽・映画

台湾映画「海角七号」に特別出演した中孝介(あたり・こうすけ)が、NHK番組に出演してシューベルトの「野バラ」を歌った。
この歌は、映画の中では日本と台湾の歴史的絆を象徴するものとして歌われている。日本統治時代の台湾では、文部省唱歌が数多く歌われたが、中国国民党独裁時代(1945-86)になってからは、日本を連想させる歌曲はことごとく歌唱禁止とされた。幸い「野バラ」はシューベルトの歌曲であるため、日本でも台湾でも今なおよく知られた歌なのだ。「海角七号」の魏徳聖監督は、この歌にさまざまなメッセージを託している。

にもかかわらず、NHKの番組では、中(あたり)が「一度この歌を歌う機会があったとしか発言させなかった。
本人が出演して歌い、近日中に日本で公開される予定の映画「海角七号」に一言でも触れるのが、司会者の常識というものだろう。だが、NHKのアナウンサーは、知らん顔を決め込んだ。
NHKは、 NHKスペシャル「アジアの”一等国”」(4月5日放送)の偏向報道問題で、多くの視聴者からその媚中姿勢(中国に媚び、台湾を見捨てようとする態度)を批判された。
そんな批判もなんのその、
中国に媚びて無責任な報道を続けるNHKの態度が明らかになった。見事な報道統制とも言えるのかも知れない。
映像をよく見ていただきたいと思う。

 中孝介が歌う「野バラ」



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