1968年(昭和43年)2月12日に、世界初の市販用レトルトカレー「ボンカレー」 が発売されたことから発売元の『大塚食品』が制定しました。
ボンカレーの開発秘話
■大塚食品の始まり
1964(昭和39)年、関西でカレー粉や即席固形カレーを製造販売していた会社を、大塚グループが引き継いだのが大塚食品の始まりです。当時、カレーといえば洋食の代表で、ごちそうメニュー。カレー粉や缶詰での販売が主流でしたが、メーカー間の競争が激しく、「他社と同じものを作っても勝ち目はない」「何か違ったものを作りたい」と考えていました。
■1968世界初の市販用レトルトカレー「ボンカレー」誕生
レトルト食品がなぜ日本に伝わったのか。それは、この技術を紹介した記事を読んだ会社があったからです。
そう、それがあの「ボンカレー」を生んだ大塚食品でした。
〈缶詰のような保存食でありながら、防腐剤や保存料を使わずに、そして煮沸したときに煮くずれない状態にできないか──〉。
安全性と美味しさを追求しながら、液体であるカレーを真空パック状にするという初めての試みに、パウチの耐久性やカレーの耐熱性などテストを繰り返したとか。
してついに1968年、世界で初めて「ボンカレー」が、関西地区限定で販売されました。
当初は、高密度ポリエチレン・ポリエステルの2層構造の半透明パウチであったために、賞味期限は冬場で3カ月、夏場で2カ月でした。
■牛肉100%のごちそうメニューと煮崩れしない具材の工夫
当時は牛肉がとても高価で、十分に確保するのが難しく「牛肉100%なんて夢のような贅沢!」と思われていた時代。そんな中「ボンカレー」は牛肉100%にこだわり、とっておきのごちそうメニューとして食卓に提供されました。具材の調理方法にもこだわりがあります。加圧加熱殺菌しても野菜や牛肉が煮崩れしないように、当時から品種やカットの仕方に細心の注意を払い、丁寧に処理しているのです。ちなみに、いまや定番となった「ボンカレー」というネーミングですが、これはフランス語のBON(良い、おいしい)と英語のCURRY(カレー)を組み合わせ、まさにおいしいカレーという意味が込められています。
■1969「ボンカレー」ついに全国デビュー!業界に先駆けアルミパウチを採用
シールが甘い、振動などの衝撃にとても弱いなど、世界初の試みであったがゆえに「半透明パウチ」にはさまざまな課題点があり、商品の輸送中に破損するケースもありました。そこで包材メーカーと協力し、ポリエチレン/アルミ/ポリエステルの3層構造のパウチを採用。業界に先駆けて光と酸素を遮断するアルミ箔を用いた「アルミパウチ」によって、長期保存が可能になり、賞味期限も2年間に延ばすことができました。また、流通過程での破損も解決でき、大量陳列により消費者にアピールすることもできるようになって、1969年5月に「ボンカレー」はついに全国発売に至ったのです。
■発売当初の世間の反応は…
また、今は一般的となったレトルトカレーですが、当時ボンカレーの画期的な商品性をお得意先様に理解していただくのも大変でした。「保存料を使っていない、3分で食べられるおいしいカレーです」と説明しても、「そんなはずはない」とか「腐らないのなら防腐剤が入っているのでは?」という声が飛んできました。しかも当時、外食の素うどん50〜60円の時代に、ボンカレーは1個80円。「高すぎる」というのが当時の反応でした。
また、日本銀行のウェブサイト内「教えて!にちぎん」に紹介されている消費者物価指数を参考に当時の80円を現在の貨幣価値に換算してみると、なんと274円になるそうです。
■マニア垂涎の的になったホーロー看板
そこで、販売店を相手に試食会を実施して直接ボンカレーを食べていただき、お店に置いてもらうように盛んに働きかけ、20人ほどいた営業マンがライトバンや自転車で朝から晩まで50軒、60軒の小売店を回りました。さらに、宣伝用に女優の松山容子さんがボンカレーをもったホーロー看板を製作し、1日15枚のノルマで営業に成功した店に貼っていったのです。なんとホーロー看板は全国で9万5千枚も取り付けられました。そうした営業マンの努力の甲斐もあり、ボンカレーは次第に売上を伸ばし、1973年には年間販売数量1億食を達成したのです。
松山容子 『旅がらすくれないお仙』(たびがらすくれないおせん)はNETテレビ(現・テレビ朝日)の毎週日曜20時枠で1968年10月6日から1969年9月28日まで放送された連続テレビ時代劇。
女剣劇で売った松山容子が着物の裾を振り乱し、大信田礼子が若さとボインにミニスタイルで虎の皮のパンチラで暴れまくり、茶の間の人気を呼んだ女性2人による元祖「バディムービー時代劇」 第一回放送で視聴率22%(以下、視聴率はビデオリサーチ)を記録し、6回目の『三匹の侍』『泥棒育ち ドロボーイ』『喧嘩太郎』『お吟さま』など、この秋の民放各局の新番組は宣伝費合計20億円といわれる大プロモーションを展開したが、他局の新番組が軒並み総崩れを起こす中、常時視聴率20%台を確保し、一時はテレビ界の人気を一手にかっさらうほどの騒ぎを呼んだ。
めくらのお市シリーズ(1971年、日本テレビ) Wikipedia |
とにかく、松山容子さんの作品はよく見ていました。女優さんの中では殺陣が抜群に上手でした。
大信田礼子さんのお色気も、子どもには刺激的でした。
ボンカレーの日に、松山容子さんを思い出しました。
したっけ。
全種類1セット120円
「花魁でありんす~ 日本語版」24種類
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Chef's dish Noix シェフズ ディッシュ ノワ
(【旧店名】Cafe&Bar Noix)
詩集「涅槃歌」
倉内 佐知子
無印のが好きで非常用にストックしてます。
賞味期限があまり長くないのでときどきチェックしつつ
お休みの日のお昼に食べてます^^
ボンカレーって世界初だったんですか。
この宣伝は今でも覚えています。
懐かしいですねぇ
だけど便利ですよね。
非常食にもなりますからね^^
したっけ。
世界初だそうです。
この宣伝はとオロナミンCの宣伝は覚えていますね^^
したっけ。
まだ売られてるのかしら?
トルトカレーの日があったとは・・・
いまだに根強い人気があります^^
したっけ、