今回は、「准胝観音(じゅんていかんのん)」を描きました。
前回、観音様を描いたとき調べていたら、「准胝観音」というものを知りました。
腕が18本もある観音様です。
千手観音とよく間違われる観音さまだそうです。
写真によって、手に持っているものが異なっているので、どれが正解か分かりません。
とりあえず、腕が分かりやすいものを選んで描きました。
准胝観音(じゅんていかんのん) 三つの眼と十八本の手を持ち、密教で説かれるいのちの源泉をつかさどる菩薩様で、延命長寿の霊験があると信仰されています。またこの菩薩様の真言(呪文)「准胝陀羅尼」を唱えると、今までの罪が消え、寿命が延び、悟りを得て聡明になり、子供を授かるという御利益があるそうで、子授けの守り本尊としても尊崇されております。 |
准胝仏母(じゅんていぶつも)・七倶胝仏母(しちくていぶつも)ともいいます。もとはヒンドゥー教の女神であるドゥルガーで、シヴァ神の妃とされています。とても美しい姿ですが、神々の武器を持って魔族を倒した戦いの女神です。そのため本来は女尊であり、観音ではないという指摘もあります。しかし、ここでは観音として紹介しますね。
仏教に取り入れられてからは慈悲深い清浄をもたらす神とされ、七倶胝仏母(しちぐていぶつぼ)ともいわれています。これは遙か過去より多くの仏を誕生させた仏の母という意味です。そのため、真言宗系では人道を救済する六観音(聖観音・千手観音・十一面観音・如意輪観音・馬頭観音・准胝観音)に数えられますが、天台宗系では准胝仏母といわれ如来に分類されています。不空羂索観音と合わせて七観音と呼ばれることもあります。
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したっけ。
読んでると興味が湧いてきました😍
京都のお寺を回った若い頃・・ちゃんと勉強して回れば良かったな😅
魔族を倒した戦いの女神だと
はじめて知りました。