本日は二つ更新します。一つ目は「日高三葉躑躅」です。
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ロシアによるウクライナ侵攻はいっこうに終わる気配がありません。
息子を亡くした母親が息子を返せと泣いています。
年齢からみても、そんな小さい子の母親には見えないのですが、小さな子の写真を抱いています。
その写真しかなかったのかと、胸が熱くなりました。
私は、この映像が目に焼き付いて離れません。
戦争で犠牲になるのは、市民です。
激戦のマリウポリ“陥落”か 製鉄所の兵士ら移送…ロシアは捕虜交換拒否か
5/18(水) 11:42配信
フジテレビ系(FNN)
製鉄所から新たな兵士の避難が行われるなど、ウクライナ南東部マリウポリは、事実上陥落したとみられる。
ウクライナ側は、ロシア兵の捕虜との交換を求めているが、ロシア側は現状、応じない構え。
マリウポリのアゾフスターリ製鉄所から、17日も、前日に続き、兵士らが少なくとも7台のバスに乗せられ、親ロシア派武装勢力が支配する地域に移送された。
映像では、ロシア軍がボディーチェックをする様子も確認できる。
ウクライナ側は今後、ロシア兵の捕虜と交換を行いたい考えだが、ロシアの下院議長は、製鉄所の兵士について、「戦争犯罪人であり、裁判にかけるべき」として、否定的な考えを示したほか、ロシア捜査委員会は、刑事事件の一環として、兵士を尋問する予定だとしている。
またロシア検察庁は、ウクライナのアゾフ大隊を「テロ組織」と認定するよう最高裁に要請するなど、兵士らの帰還は厳しい状況。
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これは私がいつも使っている画仙紙です。色の染み具合がお気に入りです💖
私の一押しの詩集を紹介します。現代女性詩人のトップクラスの詩を感じてください。
魂が揺さぶられます。これは倉内佐知子の入門としては最適な詩集です。一度読んでみて下さい。
〈溶ける魚〉が背を這いずり、異国の香りが鼻腔を抉る、無頼の詩語は異界をたゆたい、イデア(idea)の入り口を探る——「幼年の濃い光の中で 時間の臓器は待っている」(本文より)心地よいリフレインが幻惑の世界へと誘う「音更日記」、言葉の配置と表現形式にこだわった「光る雪」、グロテスクな言葉の暴力で異質な世界を構築した「青」など計18篇を収録した、小熊秀雄賞受賞詩人の詩集。言葉が持つ魔術的な美を、無意識の泉から掬い上げた、幻想的かつ根源的な一冊。
海鳩
―潮騒が希望だったー
ぐしゃぐしゃに砕かれた大顎の破片が散乱し
ているのは知っていたがここのものではない
さんざん悪質を通過しなお何ものとも繋がら
ない兵器的非感覚の海を死生の循環の内へと
流し込むなど可能かぶふぅィ暫し棘状の海塚
にうずくまりわたしたち固有の肉体がはぜる
記憶のふあんに堪える堪えて噛む海鳩が翔ぶ
〈母ァさん 母ァさん〉
あなたさえ答えようもないのです
〈嘘つきィ暗くてあまたの心音とどかない〉
遠のいていく魚の明晰化ききっ肺まで迫って
くる釣り人は何年もかけて彼らの軟骨が深海
に降りしきる微かな煩悶を聴きとるだろうあ
あ溶けて遺棄されたもの糸井海岸廃屋通り人
造海塚あめふらしの過敏な表皮が放つ悲鳴の
ような汁をも圧縮し手の施しようもなくなっ
たわたくしたちの骨格はぶふぅィコンクリー
トの上に横たえ脱臼しそこで乾く海鳩が啼く
〈秘密はやわらかいィ〉
あなたの指先がもう触ることもないのです
幼弟の仰向けの漏斗胸に米粒を数え入れる
〈姉ェさんあなたの温度しずんでくゥ〉
海鳩は二三度くるぶしの向きを変えるとほう
ら内臓を突き出すようにまっすぐ沖を刺し静
止した発つのか発たないのか浅はかに問うも
のに彼はゴムであるクッ力みながら彼は震え
震えながらつま先立つ冴えわたり血走った鳥
の白目に強く弱く花火のような海の火が瞬く
幻生き続けるものいちめんの火ィの海が轟く
尋問と称して何をされるのやらですよね。
こんなこと早く終わって欲しいものですね。
同じ地球上で
これほど差のある時間、毎日。
胸が苦しくなります。
無事に帰還できること祈ります。
ヒダカミツバツツジ、薄紅色がきれいですね。
薄紅色。
素敵な言葉ですね^^
ロシアは最低限のルールさえ守らない。
やりたい放題です。
ロシアではオルガルヒが何人か不審な死に方をしているようです。
内にも外にも怖いですね^^
したっけ。
ウクライナは占領されたままでは終われないでしょう。
いつでも被害者は市民です。
三葉躑躅の色がきれいでしょう^^
したっけ。