「最後の忠臣蔵」を見てきました。
瀬尾孫左衛門と寺坂吉右衛門の「忠臣蔵」その後の物語です。
瀬尾 孫左衛門(せお まござえもん、生没年不詳)は、江戸時代前期の武士。元禄赤穂事件で活躍した大石良雄の家臣(浅野家家臣ではない)。逃亡者の一人です。
大石良雄は赤穂藩主浅野長矩の家臣だが、1500石という高禄を賜っているので、大石家に仕える武士というのも存在した。御用人ともいいます。そのうちの1人がこの瀬尾孫左衛門です。
したがって浅野長矩から見れば瀬尾は又家臣(家臣の家臣。)ということになります。本来、瀬尾に浅野家家臣の盟約に加わる資格はありませんが、大石良雄に懇願して特別に入れてもらったということになっています。
この話は、「忠臣蔵」として有名な赤穂浪士の吉良邸討ち入り事件で生き残っていた男2人の物語を追う。事件前夜に逃亡した瀬尾孫左衛門に役所広司、大石内蔵助より、浅野家家臣のその後を見届けるという密命を受けた寺坂吉右衛門役に佐藤浩市。二人の男に課せられた密命の物語です。
瀬尾孫左衛門は大石良雄の妾、「可留(かる)」の娘「可音(かね)」を育て上げるという密命を受け、商人「孫左」として生きています。
「可留」とは「仮名手本忠臣蔵」で「おかる・勘平」として名高い「おかる」です。
言うにいえない密命を受け、人に罵られながら生きる孫左衛門が哀れです。
役所広司主役ですが、佐藤浩市がいい。いい男っぷりです。「吉右衛門」が「孫左」を見つけ、その逃亡の真相を知ったときに、無言で「孫左」を見つめるシーンでは、恥ずかしながら・・・、思わず涙が・・・。
派手さはありませんが、静かに二人に心情を描いていきます。男ってヤツはなんて馬鹿なんだろうと、女性は思うかもしれません。しかし、与えられた仕事を懸命にやり遂げようという「けな気」さに、涙なくては見られませんでした。
人形浄瑠璃「曽根崎心中(近松門左衛門)」が劇中に挿入され、登場人物の心情と重なります。
勿論この物語は「赤穂浪士の吉良邸討ち入り事件」という史実を題材にしていますが、フィクションです。
「可音」役の「桜庭ななみ」という女優さんは知りませんでしたが、なんとも可愛らしい。「孫左」でなくても、守ってあげたい・・・。
したっけ。
どちらも いい俳優さんですね。
でも台詞を暗記できないから
ポリポリ (・・*)ゞ
いい俳優さんです。でも、今回の役所広司は演技過剰かな・・・。佐藤浩市が淡々としていていい。
役者さんも役によっていいときと悪いときがある。
昔の三船敏郎、ジョン・ウェイン(古いな~)は出ているだけで存在感があった。(上手いか下手かは別にして・・・)
今、私のお気に入りはラッセル・クロウかな・・・。
したっけ。
女優になりたかったの?
台詞が覚えられない・・・。
口数の少ない役専門の女優ってどうかな^^
したっけ。
多治見市映画館がつぶれて映画を見るためには愛知県の小牧市か名古屋駅に行くしかありませんが、何ヶ月か
待つとTVで見れますので、待っています。
見たい映画はつたやでDVDを借り見ています。
おやおや、それじゃあこちらの方が都会と言うことで・・・。
私はつたやには、いったことがありません。
見たい映画が必ず上映されるわけではありません。
それでも、映画は映画館で見たい。
でも、映画館がないといくかも・・・。
したっけ。
また、松の廊下での吉良の台詞「鮒侍」は、仮名手本が出所だと聞いたことがあります。
したっけ。