梅花藻(ばいかも) キンポウゲ科 キンポウゲ属多年草
学名:ranunculus nipponicus var. submersus
花期:6月から9月
分布:北海道から本州にかけて分布し、清流に生える。日本固有種
環境:水温14℃前後の清流にしか育たず、生育場所が限られています
草丈:茎は長さが1、2メートルになり、節から白い根を出す。
葉は互い違いに生え(互生)、3、4回裂けて裂片は糸状になり、全体は房状になります。葉の脇から花茎を出し、花びらが5枚ある白い梅(ウメ)に似た花を水面上に咲かせます。この、梅に似た花が梅花藻も由来です。
流れの速いところでは水中で開花します。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)です。
属名の ranunculus はラテン語の「rana(蛙)」からきている。この属の水生の種が蛙の棲むような所に生えることから名づけられました。
したっけ。
水中に咲いていたのは流れが速かったからですね。
この花を摘んで首飾りを作って遊んでいました。
懐かしいです。
この花は冷たい清流にしか咲かないのですが、きれいな川だったのでしょうね。
したっけ。