食品の世界は安定した需要があるので同業だけでなく、他の食品からの競争に挑まれる事が多い。それでも景気の良い時は新規に参入する業者も少なく、競争が弱くなりのんびりできていた。土日に休むことが出来なく、むしろ稼ぎ時として労働する職種は就職する人も少なかった。先日埼玉の漬物業者と話した時、今年高校生8人(内訳男4女4)を採用して高齢者の人達と交替したという。今のところ経営者が杞憂していた退職もなく順調に勤めているという。今はアルバイトの仕事も少なく、親も何時失業するかわらない時代では漬物業は国外に行かない安定した仕事になったのだろうか。恐ろしい時代になった。
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- 築地市場で45年、漬物の問い合わせに答えていた。退職後の回想と
日本の漬物に関する戦前の歴史を調べている。
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