年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

維持員席3

2010年09月29日 | 築地市場にて
さて国技館に入場しても維持員券に記載している席につくには相撲茶屋の案内が必要となる。相撲茶屋の人に案内され、正面入り口から国技館の反対の方向に歩いてゆく。つまり『向』という場所になる。席に行く途中に案内人に素朴な質問をする。『いわゆる砂かぶり席では座った人達の履物はどこに置くのか』と聞くと、案内人は『普通は席の前か、座布団の後ろに袋に入れている』と答えた。席に着くと履物を入れる袋を用意していなかったので他の人達と同じように座布団の前に横に並べて座った。十両の取り組み中からの観戦なので2時間半の修行となる。もちろん正座では耐えられないのでアグラ座りか足を抱えて観戦した。もし次回があったなら正座イス(軽い籐製)のようなものが用意したほうが良いだろう。この砂かぶり席では飲食は出来ないので必要な時は中座することとなる。向う正面の維持員席から観察すると一番前の列の座布団の席は周囲は砂だらけで、二列目は一列目の半分、参列目は二列目の半分の砂の量があった。ただ遠目から見ていると西の砂かぶり席(向)に比べると砂の量は少なく見えた。その理由として力士や呼び出しの通行が(向)に比べると少ないので砂が少なかったと思われる。

本来ならば相撲茶屋の案内人にチップを出すべきところ次回の観戦は絶対無いので省略させていただいた。私はケチな人でした。
コメント
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