年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

月が変わっても

2010年09月02日 | 築地市場にて
月が変わっても暑さは変わらず、野菜は高いようであるが水産の人達は忙しいと言う話は聞こえてこない。八百屋や魚屋が静かに東京の街から消えていって風景が変わるかシャッターが閉まったままとなる。8月末に日本経済新聞の報道によると現市場の再建案だと少なくとも15年から20年後に完成すると言う。そこまで生き残る八百屋と魚屋は何軒あるのだろうか。当然彼らを得意先とする市場の仲卸の衰退がとなる。残るのはスーパーと密着した仲卸が仕入れの代行をする業者として生き残ることになるだろう。市場に入った荷物は封を開けることなく出て行くので汚染は生じない。
 うなぎの産地偽装でわかったことは伝票だけの流通がかなりあると言うことである。8月にまた水産仲卸が店をたたんで従業員が他の仲卸に移ったと言う。この傾向がこれからの主流となる。
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