年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

ニンニクバブル

2010年09月16日 | 築地市場にて
中国投機資金が不動産からニンニク・緑豆(もやしの原料)・生姜に向かったと報道されてきてかなり時間がたった。日本の業者の秋の契約でかなり高価格と量の少なさで困っている。何時バブルがはじけて暴落するのだろうか。農産物の価格の乱高下はヘッジの手段が少ない産物は後遺症が残る。
 このままでは青森県田子のニンニク価格と中国産のニンニク価格が同じになりそうな感じがする。そうなるとイメージからアメリカ産ニンニクに産地が移動するのだろうか。日本国内の農家もこれからはアメリカの農家と同じように国際相場を横目で見ながら作付を考えて行動するようになるのだろうか。
 為替や天候や国際情勢など漬物業でも関心を持つ時代となってしまった。
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