年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

和歌山県みなべ町立図書館で

2011年02月18日 | 梅干
和歌山県みなべ町立図書館で
梅まつりでみなべ町に行く機会があったので例によって、南部駅から200Mほどの所にあるみなべ町立図書館に行き、郷土資料を探す。
 梅に関する本は多いがどれも類似していていた。その中で『日本の課長』という本があった。みなべ町は最近(2004年)合併した町で正式には和歌山県日高郡みなべ町で以前は南部町と南部川村だった気がする。山田五良(やまだごろう) - 旧南部川村長が初代のみなべ町町長となった。これは梅の力で村長が町長となった例である。この山田町長が梅まつりの席で東京の業者のアドバイスによって今日の紀州梅産地があると話していた。挨拶の時に実名で挙げられていた人は既に故人となり、大きくなった紀州の梅業界は過当競争となり、今では価格が高騰期の半値以下となってしまった。今年の挨拶でも不景気による後継者問題が浮上しているがここで基本に帰って地場産業を育成努力した人達の歴史を振り返っても良いころである。
 山田村長時代に南部川村で『うめ課』が作られたと思うが現在のH課長に梅まつりの会場であって色々な資料をもらう約束を取り付けた。不景気は品質競争をするよりは価格競争をする方が結果は早く出る。しかし過度の価格競争は不正競争を招き、品質低下した商品を提供するようになり消費者の購入意欲を低下させる。
コメント
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