年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

2月の最終週の記憶

2016年02月19日 | 築地市場にて

 

長い間築地にいると2月の最終週のいい記憶がない。苦い苦しい思い出ばかり。得意先の破綻が多い期間だった。ずいぶん減ってしまった。築地にも最盛期には30以上40近い同業者があったが今は10もない。これで豊洲へ移転すれば業種を変えるところもあるだろう。

 どのような形になるか不安があるが前に進むしかない。

 うとうとしていたら昼前、東京地方裁判所立川から郵便が来た。破産のための裁判所から手紙だった。弁護士や裁判所の封書は厄病手紙。時には税務署の差し押さえの手紙も来る。消費税滞納のため、債務者の支払いを差し押さえるようだ。債権がないことで債務ゼロ回答し無視する。

コメント
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