年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

江戸の市場経済

2018年02月23日 | 宅老のグチ

前かから気になっていた天保の改革で江戸時代の株仲間制度が破壊された。数年後株仲間が再開されたが完全には元の制度には戻っていないようだ。福神漬の関連で塩関係の問屋制度が天候とか異国の脅威とかの外部の要因も混ざって複雑な影響もあった。

 江戸の市場経済-歴史制度分析からみた株仲間 岡崎哲二著

  嘉永年間に浦賀の塩取り扱い業者が浦賀奉行所の人たちに塩仲間の再興を願ったようだ。このことが行徳漬物商人喜兵衛が函館に行くことになったと思われる。

 今は過去の商売を高度化しただけで日本人の得意の改善運動の成果かもしれない。しかしAIの時代では改善だけでは超えられない速さと効率がある。そこに加えて大量の商品がネットに氾濫する。アマゾンフレッシュの漬物の品揃えは地方の道の駅の品揃えより貧弱である。

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天皇誕生日へ

2018年02月23日 | 築地市場にて

仕事柄休日祭日の組み合わせの影響を日々考える。特に外国送金はアメリカと中国・日本の休祭日の影響を考える。表向き中国にドル送金しても一度アメリカに送金し、さらに中国に送金し、元に変換する。銀行の休みに当たると送金はかなりの日数がかかる。ここに決済制度の様々な欠陥をねらい不正が行われる。いまここに変革がやってきていて年寄りが理解できない時代に入った。

 暮れの天皇誕生日で正月用食品から洋風お節の方が拡大したような気がする。すでに漬物のお節であった万両巻きなどの商材が消えた。今作る会社はあるのだろうか。昔にような家庭のお節となった気がする。

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